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大ヒット公開中!『シン・ゴジラ』 女性でも楽しめるゴジラというアート

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2016年8月30日


大ヒット公開中!『シン・ゴジラ』 女性でも楽しめるゴジラというアート


大ヒット公開中!『シン・ゴジラ』

女性でも楽しめるゴジラというアート

 

現在、横浜・桜木町にあるランドマークホールでは、昭和から『シン・ゴジラ』までの歴史を振り返る博覧会が開催されている。

 

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私の中でゴジラといえば…幼少期に連れて行ってもらった「ゴジラvsモスラ」。
ゴジラがどのように生まれたかなど知る由もなく、モスラに歌いかける綺麗なお姉さんに憧れを抱き、アイドル的な言いかたをしてしまうが、ゴジラよりもモスラ推しだったのだ。
当時は「ゴジラvs◯◯」といった決戦シリーズが流行しており、特撮というダイナミックなエンターテイメントに魅せられ、何度か映画館に足を運んだものだ。

 

もちろん、ハリウッド版「GOTZILLA」も観に行ったが…イグアナとコモドドラゴンを足して2で割ったようなスタイリッシュになりすぎている形態。おまけに初期に至っては卵を大量に産んじゃっているし(苦笑)

 

と、ゴジラにまつわる作品をリアルタイムで観たものは上記のもの。
昭和に放映されていたゴジラを知ったのはごく最近というか…博覧会に足を運んで気づいたのだ。
本当、勉強不足ですみません。

でも、皆さんもほぼほぼ同じ世代かなと…。

さてさて、話が逸れてしまったが…私に幾度となく魅せてくれた様々なゴジラが、新世紀エヴァンゲリオンでお馴染みの庵野秀明の手によって再び帰ってきたのはご存知だろうか?
すでに興行収入は33億円、SNSや各種評価の高く、公開に伴い各種イベントも開催されている本作品。
だが、325人が出演するキャストの一人に石原さとみが起用されているところを除けば男性の要素が強く…なかなか女性には手を出しにくい映画作品であることには違いない。

そこで!女性でも楽しめるポイントをあげていきたいと思う。

 

♡復習なしでOK!

これまでの映画に纏わるシリーズものといえば…前編・後編、三部作、afterstory的なものなど、「前作を見ないと話の筋書きがわからないんでしょ!」という概念が拭えない人も多いのではないだろうか。

しかし、今作品は”ゴジラ”という62年にもなる長い歴史の上に積み上げられている作品でありながらも、知らない人でも大いに楽しめるまるで一作目かのようにフラットな視点で鑑賞できるところが嬉しい。

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こちらは博覧会で撮影したゴジラの映画看板。「キングコング」と戦っていたのだと…少し驚いた(笑)

 

♡庵野節炸裂!

皆さんは『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメ作品をご存知だろうか?
1996年にテレビアニメで放映された以降、その人気は止まるところを知らず、2007年からは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズが公開されている。

鑑賞しながら「これはエヴァの実写化なのでは?!」と幾度思ったことか(笑)

本作はエヴァファンの飢餓感を満たすようなストーリーが展開されており、鑑賞しながらもエヴァとの共通点を考察する熱狂的なファンが続出している。

私もそのうちの一人になってしまうのだが…劇中でゴジラに対抗するため自衛隊と米軍が展開する一大作戦『ヤシオリ作戦』は、エヴァで第5使徒(新劇場版では第6使徒)を倒すために葛城ミサトが立案した『ヤシマ作戦』のオマージュであることは間違いない。
また、その際に流れるBGMは鷺巣詩郎の『DECISIVE BATTLE』など、エヴァファンにはたまらない要素が随所に散りばめられている。

しいて言うなら…庵野監督の作品(特にエヴァ)に理解があるとより楽しめるのだ!

現在、WEBに開設されているゴジラ対エヴァンゲリオンというサイトでは、“荒ぶる神”VS”汎用ヒト型決戦兵器”の最強のコラボレーションと題して、様々なアーティストからの応援ビジュアルが楽しめるのでチェックしてみるといい。

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こちらは博覧会でも展示されていた村上隆からの色彩が鮮やかな応援ビジュアル。

 

♡特撮

これだけの撮影技術が発達しているのにもかかわらず、作品全体をCGに頼りすぎず、敢えて特撮に挑む本作品。それは昭和に放映されていた初期作品へのリスペクトだけでなく、その時代を知っている鑑賞者に対しても敬意を払っているのだ。

本作品のストーリーでゴジラが侵入する経路や破壊していくビルにも、その要素がふんだんに盛り込まれているところも注目してもらいたい。

北品川の八ツ山橋や銀座の和光ビルは初代ゴジラが壊したことでとても有名な場所となっている。あんまりマニアックすぎると堅苦しくなっちゃうので…豆知識としてね(笑)

とは言え…着ぐるみがどうだとか、CGがどうだとかいう、議論さえも捩伏せてしまう圧倒的な存在感はどのように生まれたのか!

それは、着ぐるみでは絶対できない”位置”と”アングル”で撮影していることに加え、ウソをホントに見せるための抑えたCG技術の利用が本作の成功に導いていると思う。従来のハリウッドやハリウッドを真似ている邦画のように、CGや最先端技術を迫力増しとしてのツールにするのではなく、構図作りやリアル演出に使用しているところと言えるだろう。

そんなゴジラ映画のルーツとリアルを同時に楽しめる博覧会「大ゴジラ特撮王国」が開催中だ!

撮影に使用されたミニチュア、小道具、台本、各種資料の展示だけでなく、たくさんの怪獣キャラクター展示と大規模なジオラマステージがあるほか、本作の公開を記念して『シン・ゴジラ』のゾーンも新たに開設された。

 

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ビルからゴジラと目が合っちゃうシーンを再現した展示…やっぱり、少し怖い(汗)

 

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桜井町で戦う『ゴジラvsモスラvsバトラ』この車の小さいこと…

 

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キングギドラやバラゴンなど他の怪獣たちの展示もあるよ!

 

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今回から開設された『シン・ゴジラ』ゾーン。しっぽの謎が気になる…誰か解明して…

 

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撮影OKなコーナーも多数あるのでカメラで撮ったらSNSにUPしちゃおう!こちらはトリックアートのコーナー。

 

第二次大戦終結から9年後の1954年に公開されて大ヒットを記録した『ゴジラ』。
現在、その『ゴジラ』から数えて日本で29作目となる『シン・ゴジラ』が絶賛公開中だ!

時代や世代だけでなく国境を超えて愛される『ゴジラ』には不変的なメッセージが隠されている。
それは美術館に展示している作家の絵画や彫刻といった素晴らしい作品と何ら変わりない。
“映画”というエンターテイメントの中にも私たちに訴えかけるテーマが存在しているのだ。
是非、『ゴジラ』というアートを触れに劇場に足を運んでみてはいかがだろうか?

 

文・写真:シン・マキコ

 

【映画】

シン・ゴジラ

大ヒット上映中!!!

脚本・編集・総合監督:庵野秀明

監督・特技監督:樋口 真嗣

准監督・特技総括:尾上克郎

キャスト:長谷川博巳、竹野内豊、石原さとみ

配給:東宝

http://www.shin-godzilla.jp/index.html

 








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