【おすすめアート】荻野夕奈の個展「Silent Tales」が、5/31(水)よりミヅマアートギャラリーでスタート
ミヅマアートギャラリーでは、 5 月 31 日(水)より荻野夕奈による個展「Silent Tales」を開催される。
〜ARTalk おすすめポイント〜
◆荻野夕奈は花や人物といった、作者にとって身近な生物を主なモチーフにした半抽象画を描くアーティスト。 キャンバスに描いていく過程で、具体的な描写から徐々に抽象的な形態へと再構築させ、様々なイメージの形の連鎖や軽やかな色のリズムを生み出す。
◆近年は、身体の一部や花束などをオールオーバーな構成と独創的な色の調和で表現。人物ヌードでは、男性目線のエロティシズムを取り払い、命の存在、感情、儚(はかな)さに潜むエネルギーに着目した女性ならではの視点により、しなやかなタッチで描き上げている。
◆本展覧会「Silent Tales」では、通り過ぎていった風景からインスピレーションを受けたもの、その背景にある、言葉のない物語を表現した作品群が展示される。また、本展覧会にあわせ、荻野夕奈自身第二弾となる作品集『Traces of Life』を出版。会場にて初日から発売する。
【作家プロフィール】
荻野夕奈|Yuna Ogino
1982 年東京生まれ。2007 年東京藝術大学大学院美術研究科を修了。アートやデザイン、美術教育事業を行うStudio Zugaを設立。〈アジアン アート ビエンナーレ バングラデシュ〉をはじめ国内外を問わず多数のグループ展に参加、またニューヨークなど各地で個展を開き、精力的に作品の制作発表。
近年では自身の作品制作だけでなく、ライブペインティングやハチミツなどの商品ラベルの制作、島田雅彦氏の新聞連載小説『パンとサーカス』(2022年講談社刊)の挿絵を画家グループの一員として担当するなど活動の場を広げている。
【展示会概要】
会期|2023年5月31日(水)~2023年6月24日(土)
会場 |ミヅマアートギャラリー
住所 |東京都新宿区市谷田町3-13 神楽ビル 2F
アクセス|東京メトロ有楽町線・南北線市ヶ谷駅5番出口より徒歩5分、JR中央・総武線飯田橋駅西口より徒歩8分、東京メトロ東西線・有楽町線・南北線飯田橋駅B3出口より徒歩8分
開館時間 | 12:00〜18:00
休館日|月曜日、日曜日、祝日
【関連イベント】
トークイベント
日時|6 月 10 日(土) 17:00~
会場|ミヅマアートギャラリー
作家荻野夕奈と親交も深く、今回の作品集『Traces of Life』にも寄稿いただいた美術ジャーナリストの藤原えりみさんと荻野夕奈によるトークイベントが開催されます。詳細はミヅマアートギャラリーの web サイト、SNS をご確認ください。
アイコン画像: 《p-090223_1》2023(パネルに油彩、190 x 450パネル3枚組(190 x 150)) 撮影:宮島径 ©OGINO Yuna. Courtesy of the artist and Mizuma Art Gallery