【おすすめアート】油野愛子による初の個展「When I’m Small / 小さかったころ」
小山登美夫ギャラリーにて10/1より開催
〜ARTalk おすすめポイント〜
◆油野愛子の初個展となる本展では、立体、平面作品の約15点を展示します。幼い頃に描いた未来への夢や希望と、大人になってから知る現実の違和感や喜怒哀楽による衝動を、インスタレーションや絵画など、幅広い方法で表現します。
◆金属や樹脂、陶芸、アクリル絵具などの多様な技術と素材を使用し、その特徴を研究の末に完成した作品を見ることができます。
◆様々な素材の特性を活かしているため、意図的な表現に素材の自然な動きが加わることで、不安定な感情の揺れ動きが作品に表われているかのよう。作品によって大きく変わる素材の動きは、注目ポイントです。
誰もがこれまでに経験したことがあるであろう、成長期のうつろいやすさ。
過去を振り返りながら「自分とは何か」を問う油野の表現は、観る人自身の情景を映し出すのではないでしょうか。
今回初となる個展を、是非体感してみてはいかがでしょうか。
KFC 2 (Gold)2021 reticular print, wood flame ©Aiko Yuno
THE HOUSE 2 2019 toy house, urethane foam, spray, glitterpearl ©Aiko Yuno
【作家プロフィール】
油野愛子
1993年大阪府生まれ。2018年京都芸術大学大学院美術専攻総合造形領域修了。2017年ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン)短期留学。2018年関渡美術館交換派遣研究員レジデンスプログラム (台湾)に参加、主な受賞歴に2017年CAF賞入選、2019年群馬青年ビエンナーレ入選。
【展覧会概要】
油野愛子「When I’m Small / 小さかったころ」
会場:小山登美夫ギャラリー
住所:東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F
開期期間:2021年10月1日[金]- 16日[土] 11:00-19:00 日・月・祝休 入場無料
※オープニングレセプションは開催致しません。
但し、作家は10月1日[金]14:00-19:00在廊予定です。
※ご来廊に際して新型コロナウイルス感染予防ご協力をお願いいたします。
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