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アートな女子旅 vol.2 葉山編

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2017年11月3日


アートな女子旅 vol.2 葉山編


 

空は高く、暑くもなければ寒くもない、からりとした空気に包まれた絶好の秋晴れ…と言いたかった。

そう、この日は海を訪れるのだから。

 

けれど悲しきかな、数日前からチェックしていた予報は、雨。前日くらいになんだかんだ予報が曇りあたりに変わってくれるんじゃないか、なんて淡い期待もしたけれど、当日朝、雨はしっかり降っていた。しとしとと、絶え間なく。

 

でも、風はないし、土砂降りでもない。それだけでも十分ではないかと気持ちを切り替え、いそいそと傘を持ち家を出る。通勤とは逆方向の電車に揺られ、多くの人が下車する横浜、観光客でにぎわう鎌倉を越えたら、車内の人影はまばらになり、幾分か心に余裕が生まれた。

 

JR逗子駅に降り立つと、まだ小雨が降っていた。

…なんだか今日は、それはそれでいいような気もした。

 

 

今回は、編集部女子3人でゆく葉山アート旅

 

一色海岸沿いに佇む「神奈川県立近代美術館 葉山」、見事な庭園を擁する「山口蓬春記念館」を巡り、森戸海岸近くのギャラリー併設のカフェ&ダイナー「DAYS 386」を訪れる。

実は、この3人の組み合わせで出かけるのは今日が初めて。そんなわけで、少しどきどきしながら、海岸回りの葉山行きのバスに乗り込む。

 

「海岸回り」なんて非日常的なワードに、すでに、”旅にきた”という実感を得る。楽しみとともに、バスが動いた。

 

 

 
海と山に溶け込むシーサイドミュージアム 
神奈川県立近代美術館 葉山

 

 

駅前を抜け、車窓から海がちらちらと見えるようになると、俄然”旅”という意識が高まる。バスに揺られること約20分で、きらきら輝く一色海岸を眼前に据えた、白くクリアな印象の建築物が見えてきた。

バスを降りたら、すぐ目の前が最初の目的地、神奈川県立近代美術館 葉山である。

 

(画像提供:神奈川県立近代美術館 葉山)

 

 あの作品との再会

 

入り口へ向かっていくと、開放感に満ちた中庭が現れる。その中央には、ぽこり、と丸い芝生が生えていて、その上で見覚えのある彫刻が2体、すっとんきょうな表情を浮かべてこちらを見つめていた。イサム・ノグチの作品《こけし》(1951年、万成石)だ。

 

 

数年前に同館を訪れた際にはそこにいなかったはずのこの彫刻を目にしたとき、懐かしい思いと、少しの寂しさが胸をかすめた。

 

この神奈川県立近代美術館 葉山が、鎌倉館、鎌倉別館に続く神奈川県立近代美術館の3番目の建物として開館したのは2003年10月のこと。

3館のうち、日本初の公立近代美術館であった鎌倉館は、2016年3月に多くの人に惜しまれながら閉館した。ル・コルビュジエの弟子、坂倉準三による歴史ある名モダニズム建築が、鶴岡八幡宮境内の平家池の畔に(建物の一部は池にせり出すように)佇み、晴れた日には池の水面のゆらめきが陽光を反射して、きらきらと天井に映し出されていたことを、今でも鮮明に思い出す。そこには、永遠性を湛えた穏やかさと、何とも言い難い魅力的な空気が漂っていた。

 

その鎌倉館の中庭に鎮座していたのが「こけし」だった。鎌倉館の建物自体はいまも残されているが、一般公開の終了後、あの愛くるしい「こけし」には一体どこで会えるのだろう、と少なからず気になっていた。それが今回、この葉山館の中庭で思わぬ再会を果たし、「あら、ここにいたのね…!」と思わず2体に心の中で話しかける。彼らは相変わらず、愛嬌のある表情を浮かべて黙ってこちらを見つめていた。

 

鎌倉館を思い出すとちょっぴり寂しさが蘇ってしまうのは事実だけれど、その歴史やコレクションは、こうして確かに継承されている―そう思うと、にわかに温かな気持ちになる。葉山館を訪れる際には、ぜひこのキュートな「こけし」との対面も楽しみにして頂きたい。

 

 

海と山に溶け込む建築

 

眼前には一色海岸、背後には三ヶ岡山を擁する、自然豊かな立地。その景観に配慮した低階層のシンプルで直線的な建築は、きらきら輝く海と、遮るものなく広がる空にすっと溶け込んでいる。

 

 

この日はあいにくの雨だったが、晴れた日には、目にした瞬間にふわりと明るくクリアな印象を受ける白い外観が、まるで内から発光しているかのように葉山の海辺に似合う透明感と爽やかさを湛えている。私の記憶の中の同館の印象は、空と海をバックに、いつだってきらきらと、明度高く輝いているのだ。

 

 

観覧料なしで利用できるエントランスホール、中庭、レストラン、ミュージアムショップ、庭園、地下1階の美術図書室などからわかるように、自然だけでなく周囲の「生活」にすっとアートが馴染む、ひらかれた施設作りもなされている。そして、展示はもちろん近隣の自然と野外作品を合わせた散策ができるのも同館の大きな魅力だ。

 

レストラン隣のミュージアムショップ。明るくお洒落な雰囲気の店内で買い物を楽しめる。

 

お店おすすめのオリジナルグッズ。大人可愛いトートバッグ(税込702円)はナチュラルとネイビーの2色展開。リーズナブルなのでイロチ買いもあり♡ キュートなミニスタッフ(税込595円)もケースは2色展開。するりと鞄にしのばせて、”観る”だけでなく”描く”旅に出かけたい。

 


企画展

 

意気揚々と入館したら、まずは現在開催中の企画展「生誕160年 マックス・クリンガー版画展」(会期:2017年9月16日(土)〜11月5日(日))へ。

 

 

マックス・クリンガー1857-1920年)は、ドイツ・ライプツィヒ生まれの画家/版画家/彫刻家。幻想的で時に不穏な寓意・暗示を孕んだテーマを写実的に描き出す作風は、のちのシュルレアリスムへも影響を与えたとされる。

 

本展は、同館収蔵の作品に加え、町田市立国際版画美術館蔵の版画集『ドラマ』(作品Ⅸ)、静岡県立美術館蔵の『死について 第2部』(作品ⅩⅢ)のほか、彫刻作品、自身の蔵書票などの資料を併せ、一層彼の世界を深く知ることのできる内容となっている。

 

 

実際に作品を前にすると、その緻密な描写に驚かされると同時に、作中を漂う不思議な空気に吸い込まれそうな感覚に陥る。ぴんと張りつめた緊張感と奇妙な静けさに満ちているようでいて、描かれた状況やそこに潜む寓意や皮肉は非常に鋭く、時に恐怖さえ覚えるほどに悲劇的だったりもする。

 

 

また、下図のような構図のダイナミズムも目を引く。鑑賞するうちに、いつの間にか自分がひとり、風の吹きすさぶ誰もいない海にぽつりと立っていたり、切り立った崖や荒涼な大地に取り残されていたりするような、ドラマティカルな場面への没入を余儀なくされる。それは写実性の高さ故に生まれる臨場感なのか、作品がまとう不思議な魅力と引力によるものなのか。モノクロームの世界でありながら、風圧、寒さ、暑さなど、肌が感じうる感覚すべてが、ひりひりするほどに伝わってくる。心までもがダイレクトに刺激されるのだ。

 

『間奏曲』(作品Ⅳ)、出版年不明(初版は1881年)第2葉≪海辺にて≫ エッチング、アクアチント 神奈川県立近代美術館蔵

 

なかでもgA編集部として印象的だったのは、版画集『ある愛』(作品Ⅹ)第5版、1920年(初版は1887年)である。タイトルを一聴した段階では、素朴で温かな恋愛を描いた作品が頭に浮かんだ。しかし、いざ10葉からなる連作を鑑賞していくと、幸福な男女の出会いと思われた序盤から、後半では主人公の女性の恋愛は急転直下、悲劇的な最期へと突き進んでいく。

 

『ある愛』(作品Ⅹ)第5版、1920年(初版は1887年)第4葉≪公園にて≫ エッチング、エングレーヴィング 神奈川県立近代美術館蔵

 

男女の思いが通じ合った公園での抱擁を描いた第4葉。暗い背景のなかで、2人だけが照らされるようなドラマティックな表現を、同じ女性として楽しく観ていられた。しかし、このあと幸福が続いたのち、第8葉≪目覚めて≫で突然不穏な空気に襲われ、第9葉≪恥辱≫では、白く残された余白の多い構図が現状からの逃げ場のなさを強調し、観ているこちらまでいたたまれない気持ちに襲われる。

 

『ある愛』(作品Ⅹ)第5版、1920年(初版は1887年)第10葉≪死≫ エッチング、エングレーヴィング、アクアチント 神奈川県立近代美術館蔵

 

そして第10葉≪死≫の、再び黒が大半を占める画面において、心がえぐられるような感覚を覚える。息絶えた女性の枕元で泣き崩れる男性の切迫した描写のみならず、その後にまでつきまとう無慈悲な絶望の影が描かれる。

 

たった10葉で描かれた物語だからこそ、幸福の絶頂から突然突き落とされる言い知れない恐怖や展開のあっけなさ、理不尽さが引き立つ。長く詳細に描かれていないからこそ、場面と場面の間を想像し、そこに込められた寓意に思いを巡らし、次々に問いが生まれる。また、たとえ時代、社会背景や国、宗教観などが違っていても、主人公が神話の神でもなく、動物でもなく、自分と同じ”一人の女性”であったから、より目がいった部分もあったのだろう。

 

これだけのことを10葉で伝えきるマックス・クリンガーの手腕と、こうした”戒め”や”理不尽””皮肉”などの要素の持つインパクトに、思わずたじろいでしまう作品だった。こうした要素は、前述の町田市立国際版画美術館蔵の版画集『ドラマ』(作品Ⅸ)、静岡県立美術館蔵の『死について 第2部』(作品ⅩⅢ)などでも感じ取ることができる。

 

 

もちろん、そういった面だけでなく、純粋な美しさ、神性さ、愛らしさなどを堪能できる作品もある。そのギャップに戸惑いながらも、不可思議な魅力をまとった精緻な作品たちに引き込まれ、心の奥底を強く揺さぶられる展示だった。

 

版画作品だけでなく、資料も充実している。

 

コレクション展

 

続いて、現在開催中のコレクション展「1937—モダニズムの分岐点」(会期:2017916日(土)〜115日(日))を鑑賞する。

 

 

戦争が本格化し、緊迫した空気が漂っていた1930年代。本展は、1937年前後を中心に、激動の時代における日本近代美術および同時代の国外を含む前衛美術について、次世代の画家たちによる油彩や版画、更には雑誌、スクラップブック、文学者やシュルレアリストたちの書簡等の貴重な資料をもとに、様々な観点から国内外のモダニズムの動向を追うことができる展示だ。

 

下図は、1920年代に渡仏、32年に帰国して以降日本における抽象画やモダンアートの発展に大きく寄与した村井正誠の作品。

 

村井正誠≪ウルバン≫1937年、油彩、カンヴァス、神奈川県立近代美術館蔵

 

この≪ウルバン≫は1930年代に発表された連作で、鮮やかな色彩のリズミカルな配置が目に飛び込んだ瞬間から、すっと心惹かれる魅力を湛えている。日本のモダニズムや抽象画がここからどんどん切り開かれていく、まさに1937年前後の”分岐”を実感する作品だ。

 

古賀春江≪サーカスの景≫1933年油彩、カンヴァス、神奈川県立近代美術館蔵

 

上図は、作風の変遷はありながらも、≪海≫(1929年、東京国立近代美術館蔵)などの作品で日本の初期シュルレアリズムの代表的な画家とされる古賀春江の絶筆。

 

薄くむらのある藍色の背景に、サーカスの動物たちが浮かび上がる。やけに整然とした等間隔・横並びの配置、大人しすぎる動物たちの違和感、左上に浮いているキリンなど、一見しただけでもなんとも不可思議な印象を受ける。サーカスを描いていながらそこに活気はなく、全体がどこか不穏な静けさに満ちている。

 

彼の代表的な作品≪窓外の化粧≫(1930年、神奈川県立近代美術館蔵)を観るべく、以前、神奈川県立近代美術館  鎌倉(2016年閉館)へ足を運んだことを思い出す。不思議な光景でありながら、そこに描かれた女性の躍動感や快活な印象は、次世代の画家たちによる新しい美術の誕生が高らかに宣言されるような、そんなピリッとしたものを感じた。それに比べると本作のほの暗くぼんやりとした印象は、何か重苦しいもやが立ち込めてくる気がする。病に侵されていた彼の心理状態、そして日本の緊迫した空気感が作品に反映されていたのかもしれない。

 

朝井閑右衛門≪丘の上≫1936年、油彩、カンヴァス、神奈川県立近代美術館蔵

 

朝井閑右衛門は、後年鎌倉や横須賀の田浦にアトリエを構えていたことから、神奈川県立近代美術館 鎌倉や横須賀美術館で作品を目にする機会が度々あった。”大胆な色彩で厚く絵の具が塗り重ねられたエネルギッシュな作風”—個人的にそんなイメージを持っていたが、本作はそうした印象とは趣きを異にする謎めいた作品だ。

 

第11回文展で文部大臣賞を受賞した本作。まず描かれた人物たちが等身大に感じるほどのサイズ感に圧倒される。続いて音楽奏者や踊り子風の女性たち、そして中央の人物(半獣なのか、人間が被り物をしているのか)が複雑に配置された様子から、奇妙な賑わいと蠢(うごめ)きの世界へと迷い込んだ感覚に陥る。奥に見える神殿のような建物や手前の果物、壺など、何かを暗示・示唆するようなモチーフにも目が行くが、結局捉えきれない。

 

描かれたのは1936年。生前、画集も発表せず、個展もほぼ開かずに中央画壇と距離を置いていた彼の作品にも、時代の重苦しさ、不穏な空気感は影響していたのだろうか。

 

そのほか、戦中戦後の時代を生き、文筆活動も行いながら36歳で早世した松本竣介の作品(下図)をはじめ、阿部合成、麻生三郎、内田巌、小野忠重、吉原治良など、後世に多大な影響を与えた錚々たる顔ぶれの画家たちの作品には、激動の時代における、それぞれの世界の見方が反映されていた。

 

松本竣介≪建物≫1935年、油彩、板に紙、神奈川県立近代美術館蔵

 

さらに、1937年開催の「海外超現実主義作品展」を企画し、シュルレアリスムの理論的支柱となった詩人・評論家、山中散生が、海外のシュルレアリストたちと戦前に交わした書簡や原稿等も必見だ。

 

「山中散生コレクション」展示風景

 

gA編集部3人も、アンドレ・ブルトン、ポール・エリュアール、マン・レイ等の自筆を見て「こんな字だったのか」と意外に思ったり、逆に作風から納得したり、書簡の内容について「作品」からは読み取れない彼らの考えや人間性を垣間見たりと、驚嘆の連続。じっくり読み込んでいると、あっという間に時が経っていた。

 

 

軍事化や時代の大きなうねりを背景に、大きな変動が起ころうとしていた”その時”の空気を、画家、文筆家、詩人、評論家など、さまざまな人物の視点から覗ける展覧会。”今”私たちが目にする美術へ至る1つの重要なキータイムを体感しに、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

 

散策、そして

 

展示を見終わり、ソファのあるスペースで一息。

 

 

中庭を通り三ヶ岡山までざぁっと抜けていく視界に心地よさを感じていると、いつの間にか雨があがっていることに気付く。私たちはまた降りださないうちにと、美術館の庭園や周囲をぐるりと散策することにした。

 

庭園内には野外作品が点在しており、ゆるりと歩きながらアートに触れられる。

 

清水九兵衛《BELT》1978年  アルミニウム、大理石

 

美術館の裏手にまわり、隣接する「葉山しおさい公園」との間の小道を歩く。

 

 

 

ふと先をみやると、うっすらと、光輝く水面が見えた。

 

「…海だー!」

誰からともなくそんな言葉を発して、少し、歩みが早くなる。

 

 

砂の降りかかったコンクリート階段を2、3段走り降りると、そこはもう、一色海岸の砂浜だった。一角ではウミガメの卵が保護されていたりもして、都心から日帰りで来られる場所でありながら、その自然の豊かさに驚かされる。

 

 

雨の日の湿っぽい風も、曇ったグレーの空と海も、いろんなものが非日常を運んでくる。日々の煩雑さや悩みが少しずつほどけて色彩は薄くなり、ほろほろと自分の意識から離れていっている気がした。

 

引き続き庭園を散策すると、この場所にあるからこそより楽しめる作品にも出会えた。

 

鈴木昭男《「点音」(おとだて)プレート・葉山(神奈川県立近代美術館 葉山)》2012年、コンクリート、3点組

 

こちらの作品は庭園内3カ所に設置されている。プレートの上で耳を澄ませると、季節や天候、時刻で異なる風や鳥の声、波音、草木のざわめきが、その時々の自分の気持ちや状況のフィルターを通し、”自分だけにしか聞こえない音”として響いてくる。

 

西雅秋《大地の雌型より》2003-5年、漁船5艘(コンクリート型抜き)、古井戸、四阿

 

漁船をコンクリートで型抜きしたこちらの作品もこの立地に映える。5艘が海の見える小道沿いに点在する様子は、どこか役目を終えた舟の物寂しさを感じさせもするが、きっと目にする人それぞれに捉え方は異なるのだろう。

 

周辺には、さきほど降りた海岸全体を見渡せるスポットもあった。

 

 

夏の賑わいを終えた秋の静かな海。このまま何時間でも眺めていられそうだが、気付けばお昼時。空腹感を覚えて、同館併設のレストランへと向かう。

 

オーシャンビューの絶景レストラン

 

お待ちかねのランチは、同館併設の海が一望できる「レストラン オランジュ・ブルー」にて。

 

開放的な店内。大きな窓から海が見える。

 

夕刻の「レストラン オランジュ・ブルー」(画像提供:神奈川県立近代美術館 葉山)

 

…そう、女子旅はこうでないと!

料理がテーブルに並ぶと、しっかり手タレもフレームインさせて #女子旅 #ランチ  #カフェ好きな人と繋がりたい  なんてタグをつけてインスタにあげなくてはという使命感に駆られるほど、賑やかでフォトジェニックな光景が生まれた。注文したのはパスタ、ハンバーグ、ハンバーガーと三者三様だったけれど、どれも美味しい。

 

 

他にも、三崎港で水揚げされた魚を使用したブイヤベースにオードブル・パン又はライス・デザート・コーヒー又は紅茶のつくスペシャルランチなど、地元食材を活かしたランチメニューも充実(他、メニューや営業時間などの詳細はこちら)。

 

今回、「取材」という目的のもとに集まっている三人ではあるが、美味しい料理を前に、ここでは一時スイッチオフ。プライベートな話題満載で(それでも7割方アートの話だったが)、女子トークが始まった。

 

 

店内奥にはテラス席もあり、食後のドリンクのみそちらで頂くことに(テラス席での食事は不可)。

 

 

ここがまた絶景で、海景色はもちろんのこと、ダイレクトに感じられる潮風が心地よい。リゾート地・葉山の魅力を存分に感じられる特等席だ。

 

 

…さて、居心地の良いテラス席で話し込んでいると、かなりの時間が経っていた。

 

神奈川県立近代美術館 葉山は、いつ訪れても、時間の流れがゆるやかだ。海と山に囲まれた立地、そこにとけ込む透明感のある建築、庭園に点在する野外彫刻たち。明るい展示室で静かに作品ひとつひとつと対峙していると、静かに、けれど確かな充足感に満ちていく。鎌倉館からやってきた作品たちを含め、その上質なコレクションに会いに、自然と波音を感じに、ふと、やって来たくなる場所だ。

 

 

 

四季を映す庭園で、日本画のモダニズムに出会う
山口蓬春記念館

 

神奈川県立近代美術館 葉山をあとにし、道路を渡る。三ヶ岡山にかかるなだらかな傾斜地のふもとの路地に入ると、「蓬春こみち」と書かれた可愛らしい立札が目に入った。

 

 

そのまま、どこか懐かしさの漂う細い道を2分ほど歩くと、早くも次の目的地にたどり着いた。

 

 

さきほどまでいた一色海岸や神奈川県立近代美術館 葉山を見下ろす高台に、静けさに包まれて建つ邸宅。ここは、北海道出身の日本画家・山口蓬春(1893-1971年)が、戦後から亡くなるまで居を構え、数々の名作を生み出した場所である。

 

 

東京美術学校(現東京藝術大学)にて西洋画科から日本画科へ転科したのち、伝統的な日本画に西洋画の技法や解釈を取り入れ新たな日本画を生み出した山口蓬春。彼の住居兼画室であった邸宅を美術館として改築し、彼の本画や素描・模写をはじめ、彼自身が集めた絵画や陶磁器コレクション等を所蔵・展示するのがこの山口蓬春記念館だ。

 

蓬春の生んだ「モダン」な日本画に触れる

 

先述のように、日本画に西洋画の技法を取り入れ、常に新しい日本画を探求し続けた山口蓬春。その作品は、日本画の伝統と気品を基礎に置きながらも、お洒落でモダンな空気をまとっている。その独自の作風は、やがて「蓬春モダニズム」と呼ばれるようになる。

 

そんな蓬春の画業を、彼の「水」の表現にフォーカスした現在開催中の展示 秋季企画展「水、その生命の源を描く―山口蓬春の眼差しと表現―」(会期:2017年9月30日(土)~11月26日(日) )の出展作品とともに追っていこう。

 

山口蓬春≪緑庭≫昭和2(1927)年、絹本着色/軸装、山口蓬春記念館蔵

 

こちらは、蓬春が第7回帝展に出品した「三熊野の那智の御山」が特選、帝国美術院賞を受賞し宮内庁買い上げとなった翌年に描かれた作品。前年の華々しい功績のプレッシャーにも負けず、本作も帝展特選を受賞した。この時、蓬春は若干34歳にして日本画壇における評価を確かなものとしたのである。

 

展示室に入るなり目をひく緑に、まずはっとさせられる。やまと絵で重用される「緑青」(ろくしょう。孔雀石から作られる顔料)を多く使用した画面は、とにもかくにも鮮やかだ。これだけビビッドな色彩でありながら、画面全体に確かな気品が漂っているのは、手前に丁寧に描き込まれた 網代車や、泉や木々に漂う静けさのおかげだろうか。

 

画面に「光」を存分に取り入れた表現には、西洋画的な明るい色使いが感じられる。泉を挟んだ奥行きのある画面のなかで、部分部分に明るく陽光があたったかのような表現から、絵の中を吹き抜ける夏の爽やかな風や空気までもを感じられる。

 

山口蓬春≪夏の印象≫昭和25(1950)年、紙本着色/額装、個人蔵

 

戦後、葉山の地に居を移すと、日本画に西洋画の解釈を取り入れた蓬春の「新日本画」の探求はより深く、明確になっていく。

 

上図の作品『夏の印象』は、構図のモダンさや明るい色彩はもちろん、今にも軽やかな波音が聞こえてきそうなリズミカルでポップなモチーフの配置、輪郭線からはみ出した色ののせ方が目を引く。その表現は、仏近代絵画において”色彩の魔術師”と呼ばれたデュフィを彷彿とさせる。この新鮮で洒落た雰囲気は、まさに「蓬春モダニズム」を存分に堪能できる作品だと言える。また朝顔の単純化されたフォルムからは、現代に連なる「デザイン」的な要素も感じとれる。

 

手前のテーブルから砂浜、海へ抜けていく巧みな視線の誘導は、この海を見渡せる邸宅へ移り住んだことも大きく影響しているのだろう。下図の作品も、そうした”葉山”の地域性と同時に、モダンなデザイン的要素が伺える。

 

山口蓬春≪海辺華≫制作年不詳、紙本着色/額装、株式会社ヤマタネ蔵

 

なお、今回の展示では、これらの作品に描かれた貝の標本も合わせて展示されている。蓬春がどれだけ実物に忠実に描いていたか、あるいは、作画の時点でどういったところを変えたり削ぎ落とたしりしたのかという点にも注目すると面白い。

 

更に「山口蓬春といえば」といっても過言ではない、モダンでとびきり可愛い作品も展示されている。

 

山口蓬春≪望郷  小下絵≫昭和28(1953)年、紙本着色/額装、山口蓬春記念館蔵

 

…目にした瞬間、「 ”かわいい” は正義だ」と確信する可愛さ。

単純化された形とキュートな佇まいで同館のアイドルとして君臨するのは、紛うことなくこの白熊だろう。対象の要素を極限まで削ぎ落とし、特徴や可愛らしさを見事に抽出したそのフォルム。

 

ただ『望郷』のタイトルどおり、その佇まい、表情はほんの少しだけ、切ない。暑い日が続いた折、蓬春が上野動物園で目にした白熊に着想を得て制作した作品とのことだが、動物園にいる動物たちは、遠く離れた故郷のことを日々こんな風に想っているのだろうか。シンプルでポップなフォルムの中にも、詩情のようなものが少し滲んでいるのもまた魅力的な作品だ。

 

山口蓬春≪夏≫昭和40(1965)年、紙本着色/額装、東京国立近代美術館蔵

 

春夏秋冬の連作のうち、「夏」を描いた作品。さきほどの『緑庭』を連想させる濃く鮮やかな緑の葉が力強く生い茂ったなかに、白く発光するかのごとく、強く、けれど可憐さと品を忘れず咲き誇る浜木綿の花。白のなかに施された繊細なグラデーションに、ふっと吸い込まれそうにもなる。奔放なようでいて絶妙にバランスのとれた配置で咲く花々の”生”のエネルギーはすべて、蓬春の手中で見事にまとめあげられている。

 

更に、背景色と同化しはじめは気付きにくいが、よく見るとバックに水平線が見える。それに気づいた途端、画中に劇的な奥行きが生まれ、見る者の意識に強い臨場感が立ちのぼってくる。このような水平線の描き込みは他の作品にも見受けられ、いかにこの海沿いの街での暮らしが蓬春の制作に影響を与えていたがわかる。

 

蓬春の、新しい発想、日本画と西洋画の要素の掛け合わせ方、そこにおける絶妙なバランス感覚と、古今東西の美術品から学んだ研鑽・努力に裏打ちされたモダニズムは、何度見ても、この先、どんな時代に目にしても古くならないのではないかと思える。

目に入った瞬間に心を奪われるキャッチーな魅力とリズムに溢れ、質感の表現も、モチーフ選びも、色彩、配置・構図も、洗練されていながらしっかりと日本画の気品と温かみがあるのだ。

 

友情が生んだ住居と画室

 

左手手前に見える建物が画室。その奥に見える建物が展示室となっている。

 

疎開でそれまでの世田谷の自邸を手放さざるを得なくなり、蓬春が戦後から亡くなるまで居を構えた、この葉山の地。高台に建つ既存の建物を蓬春が買い取ったのち、画室や母屋の増改築を手掛けたのは、彼の東京美術学校(現東京藝術大学)の同窓・吉田五十八(よしだ・いそや)だった(記念館として開館するにあたっては、大江匡による改築が行われている)。

 

世田谷の元自邸も吉田五十八が設計を手掛けたというが、この葉山の邸宅のつくり、仕様のひとつひとつに蓬春への細やかな心遣いが感じられ、その仲の良さがうかがえる。

 

蓬春のための工夫が凝らされた画室に足を踏み入れると、自然と感嘆の声が出る。まず目に入るのは前庭がすぐそばに見える大きな窓。陽光が燦々と差し込むとにかく明るい空間で、窓からの景色自体が巨大な絵画のように美しい。

 

 

 

当時、この大きさの窓を作ることはなかなか技術的にも難しかったと思われるが、窓を引き込み式にするなど吉田五十八のアイディアが随所に活かされ、この景観が実現している。ここには実際に蓬春が使用していた家具や道具が置かれ、つい先刻までここで制作が行われていたかのように、蓬春の息づかいをすぐそばで感じることができる。

 

 

後ろに見える白い壁は一面壁面収納になっており、蓬春がしまいたい画材に合わせ岡村多聞堂が設計した。制作用の机も蓬春のために作られたものである。

 

この画室の他にも、現在でもお茶席に使用される「桔梗の間」や、洋室と和室を掛け合わせた茶の間など、蓬春の生活空間が残されている。廊下の棚には生前来客用に使用した食器なども陳列され、建物のそこここに当時の名残を感じられる。

 

茶の間からは庭園ごしに葉山の海が見える。手前の和室側と奥の洋室側にいる人の目線が合うよう、段差を付けた作りになっている。これも吉田五十八による細やかな工夫だ。

 

内玄関を出て離れの新館に向かう途中の庭園からは、植えられた木々の間からきらきらと光る葉山の海が見えた。こうして、木々や住宅の屋根の間をぬって控えめにのぞく海も情緒があってとてもいい。

 

新館1階では蓬春についての映像を鑑賞でき、2階は眺めの良い休憩スペースとなっている。この休憩スペースからも、特に水平線が見える。とても落ち着く空間だ。

 

 

何度でも訪れたくなる庭園

 

館内を見終えたら、四季折々の植物が溢れる庭園を散策する。この庭に咲く植物は、たびたび蓬春の作品のモチーフになったという。

 

 

背後に三ヶ岡山を据え、山の稜線までもがその延長に組み込まれるかのよう。「庭園」は壮大な「風景」「景観」にまで広がりを持って見える。

 

 

 

雨露に濡れた庭の草は一層その緑を濃くし、花々は鮮やかさを増す。筆者はこれまで2度同館を訪れたことがあったのだが、1度目は緑が青々とした夏、2度目は紅葉が始まりつつあった秋だった。どちらもよく晴れた日だったが、こうして雨に濡れた庭園も、あちこちでひそひそと草木のざわめきがきこえるような、また違った情緒があるものだと実感する。

 

 

同館サイトに花暦が掲載されているが、春夏秋冬、どの季節に来てもこの場所は美しいのだろう。蓬春の画業や作品自体が素晴らしいのはもちろん、建物、空間、庭園、そして海景の全ての要素が相まって、四季折々の姿を見に何度でも訪れたい場所だ。

 

 

 


ゆったり時間の流れるハイセンスなカフェ&ダイナー
DAYS 386

 

 

夕刻も近づき山口蓬春記念館をあとにしたら、バスに乗り込み「元町」バス停で下車。森戸海岸にもほど近い、ほっと落ち着く空間を擁するカフェ&ダイナーへと向かった。

 

元町バス停から、葉山方面へ2分ほど歩くと到着。バス通りに面した角地にあり、店構えや入口の雰囲気もお洒落で目をひく。

 

入店すると、柔らかく温かい照明にふっと心がほぐれる。ここだけ時間の流れが異なるかのように、終始ゆったりとした空気が流れていた。

 

 

 

様々なテイストの雑貨や家具が置かれているが、全てが空間にふわりと溶け込み、ひとつのまとまった空気感を生み出している。奥行きのある店内の、キッチンを挟んで手前側が客席、奥側がギャラリースペースとなっている。

 

店内奥のギャラリースペース「Antique&Gallery Re:Days」。窓から見える庭も風情がある。

 

 

壁、梁、床の風合い、飴色になった革張りの椅子に、ドライフラワーや観葉植物が絶妙に配置されたインテリア。落ち着いた空気のなかで、また色々と話し込んでしまう。

 

ホットチャイ(税込600円)、自家製ジンジャーエール(税込500円)、本日のケーキ(税込480円)。この日のケーキはナッツが贅沢にぎっしり詰まったタルト。美味しさはもちろん、器も店内の雰囲気に馴染み、ほっこりする。

 

雨音を聞きながら、窓際のソファで過ごす。穏やかで心地よい時間だ

 

レコードが積み上げられていたり、ピアノがあったり。壁にはゴダール映画等の切り抜きがコラージュされており、様々なカルチャーが静かに交錯する空間には知的好奇心もくすぐられる。雑誌や映画パンフレットも置かれているので、いつしか編集部の三人はそれらに夢中に。

 

 

今回、訪れたのは夕刻だったが、ランチタイムには種類豊富なサンドイッチやハンバーガー、キッシュやカレー、ハラルカートなどのプレートも。ディナータイムはハンバーガーを中心にサイドディッシュやアルコールも充実しているので、ぜひこの空間と食事を楽しみに訪れてみて頂きたい(営業時間やメニューの詳細はこちら)。

 

 

ちょっと寄り道

 

 

お店を出ると、日は傾き始めていた。あいにく帰りのバスが出てしまったばかりで、次のバスまで近くをぶらりと散策することに。

 

また雨がぽつぽつ降り出してきたと思ったら、可愛い光景を発見。置物かと見間違えるほどにおとなしく、淡々と雨宿りをする猫たちだった。

 

 

雨露に濡れた草の香り、家々の夕飯の支度の匂い、夕方の少し冷たい秋風を感じながら歩いていると、森戸海岸にたどり着いた。

 

 

時刻はちょうど日没時間。晴れていたら、大海原に沈む夕日や赤く染まった空、ヨットのシルエットなどがばっちり写真に収められたのかもしれないけれど、今日はお預け。雲の向こうでうっすら染まった淡い空も、穏やかな水彩画のようで、それはそれで、悪くない。

晴れた日でも、雨の日でも、うららかな春も、燦々と陽光が降り注ぐ夏も、秋を飛び越えてじきに冬がやってきそうな今日のような日も、葉山ではいつも同じように、ゆったりとした時間が流れているのであろう。

 

 

時間が近づき、水たまりをよけながら、急ぎ足でバス停に戻る。

それぞれの日を、穏やかに楽しめる心の余裕。そんな余裕を持てない日も沢山あるけれど、こうして少し足を伸ばし、静かにアートに向き合って、自然を感じ美味しいものを食べて、色んな話をして。こうした女子旅が、心の余裕の貯金を作ってくれる気がする。

 

バスでうつらうつらしていたら、あっという間に逗子駅に着いた。電車に乗り換えれば、非日常は日常に戻っていく。でも、葉山のゆったりした海と空気に身を置いてきたせいか、少し、気持ちは軽い。

 

疲れも忘れて、またわいわいと、尽きない女子トークが始まった。

 

文:haushinka

写真:新井まる、haushinka

 

施設情報

【神奈川県立近代美術館 葉山】

 住所:〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1

 電話番号:046-875-2800(代表)

 開館時間:午前9時30分~午後5時(入場は午後4時30分まで)

 休館日:月曜日(ただし祝日および振替休日の場合は開館)、展示替期間(ただしレストランと駐車場は月曜を除き営業)、年末年始(12月29日~1月3日)

 観覧料:展覧会によって異なるため、公式サイトをご参照ください。

 アクセス:

  [電車・バス]

  〇JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗車、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車(所要時間約20分)

  〇京浜急行「新逗子」駅前(南口2番のりば)から京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗車、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車(所要時間約18分)

  [車]

  〇横浜横須賀道路 逗子インターチェンジから逗葉新道経由で7.6km

  〇横浜横須賀道路 横須賀インターチェンジから県道27号横須賀葉山線経由で7.2km

 URL:http://www.moma.pref.kanagawa.jp/index.html

 

【山口蓬春記念館】

 住所:〒240-0111 神奈川県三浦郡葉山町一色2320

 電話番号:046-875-6094

 開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)

 休館日:毎週月曜日(ただし、祝・休日の場合は開館、翌日休館)、展示替え日、館内整備日、年末年始。その他、展示替え等の休館日については、こちらをご覧ください。

 入館料:一般 600円、高校生以下 無料

 アクセス:

  [電車・バス]

  〇JR横須賀線「逗子」駅前(3番のりば)から京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗車、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車(所要時間約20分)、徒歩2分。

  〇京浜急行「新逗子」駅前(南口2番のりば)から京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗車、「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」で下車(所要時間約18分)、徒歩2分。

  →バス降車後、逗子に戻りながら信号機付横断歩道を通り過ぎ、山口蓬春記念館の電柱広告を右折し小道を上り、看板に沿って徒歩2分で正門に到着します。)

  [車] 

   逗子ICから逗葉新道、県道207号線経由で約7km

 URL:http://www.hoshun.jp/

 

DAYS 386

 住所:〒240-0112   神奈川県三浦郡葉山町堀内 377

 電話番号:046-876-5750

 営業時間:11:00~17:00、18:00~21:00 (Lunch Time 11:00~14:00、Last Order 20:00)

 定休日:毎週木曜日および第3水曜日

 アクセス:JR横須賀線”逗子駅”または京浜急行”新逗子駅”より、海岸回り葉山行きのバスに乗り12分、「元町」下車。進行方向に徒歩2分。

 URL:http://www.days386.com/

 

 

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アートな女子旅 vol.1 小淵沢(前編)

アートな女子旅 vol.1 小淵沢(後編)



Writer

haushinka

haushinka - haushinka -

関西出身、関東在住。慶應義塾大学法学部政治学科卒。

子供の頃から絵を描くのも観るのも好きで、週末はカメラ片手に日本全国の美術館を巡るのがライフワーク。美術館のあるところなら、一人でも、遠方でも、島でも海でも山でも足を運ぶ。好きな美術館はポーラ美術館、兵庫県立美術館、豊島美術館、豊田市美術館など。

作品はもちろん、美術館の建築、空間、庭園、カフェ、道中や周辺観光も含めて楽しむアート旅を綴ったブログを2014年より執筆中。

 

ブログ『美術館巡りの小さな旅』
http://ameblo.jp/girls-artrip






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