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鎚起銅器で珈琲を味わおう!! 玉川堂200年展 〜 打つ。時を打つ。【今週のおすすめイベント】

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2016年6月11日

鎚起銅器で珈琲を味わおう!!    玉川堂200年展  〜 打つ。時を打つ。【今週のおすすめイベント


♡本展覧会では、1816年創業時から2016年最新作に至る玉川堂代表作20余点が一堂に会します。

♡江戸時代から伝わる日本独自の特殊な金属技法「木目(もくめ)(がね)」を用いた新作「MOON」も展示。

♡展示されているその作品群から、鎚音響く銅の器の生命力を感じていただき、200年後の輝く姿を思い描いてみて
 ください。玉川堂200年記念展は、歴史や伝統を楽しむという過去に価値を置くのではなく、時と共に成長する
 という未来に価値を置いています。

♡会期中はイベント盛りだくさん!
 611日(土) JTQ谷川じゅんじ×玉川堂 七代目 玉川基行
 612日(日) 堀口珈琲 鎚起銅器のコーヒーポットを使ったドリップ、珈琲の試飲(13001800
 
618日(土) 作品解説(1400~)
          小皿製作体験 (1300~、1500~)各回6名様、体験料金1,500
   619日(日) 静岡カネジュウ農園 茶師によるおいしいお茶の入れ方、お茶の試飲(13001800

 

 

【玉川堂について】

世界有数の金属加工産地、燕。そのルーツは、江戸時代初期、和釘づくりが始まったことに端を発します。江戸時代後期、仙台の渡り職人が燕に鎚起銅器の製法 を伝え、1816年(文化13年)、玉川堂の祖、玉川覚兵衛によって受け継がれました。燕に銅器製造が発展した背景には、近郊の弥彦山から優良な銅が産出され、素材の入手が容易であったためです。

日常銅器(鍋、釜、薬罐(やかん))の製造から、次第に工芸品的要素を加え、1873年(明治6年)、日本が初めて参加したウィーン万国博覧会に出品し、戦前までに約三十回内外博覧会に出品受賞しました。1894年(明治27年)には明治天皇御大婚二十五周年奉祝に一輪花瓶を献上したことをきっかけに、皇室の御慶事には玉川堂製品の献上が習わしとなりました。

現在、新潟県より「新潟県無形文化財」、文化庁より「記録作成等の措置を講ずべき無形文化財」、経済産業大臣(旧通商産業大臣)より「伝統的工芸品」に指定され、国内唯一の鎚起銅器産地の発展に努力しています。

こちらより玉川堂の紹介VTRをご覧いただけます
https://vimeo.com/166002004

 

【展覧会】

「玉川堂200年展 〜打つ。時を打つ。」

会期:2016年6月4日(土)-6月19日(日)
会場:ポーラミュージアム アネックス
   〒104-0061 東京都中央区銀座1-7-7 ポーラ銀座ビル 3階
時間:11:00-20:00(入場は閉館の30分前まで)
入場無料/会期中無休