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ルドルフシュタイナー「想像力と知性」 × 想像/創造のブーケサラダ

NEWS

2014年5月13日


ルドルフシュタイナー「想像力と知性」  × 想像/創造のブーケサラダ


ARTなハーブテーブル by 太田みお vol.9

 

ルドルフシュタイナー「想像力と知性」

× 想像/創造のブーケサラダ

 

 

 

 

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先日、ワタリウム美術館で開催中の「ルドルフ・シュタイナー展 天使の国」へ行ってきました。

 

ルドルフシュタイナー展

 

 

ルドルフシュタイナーのことは、「シュタイナー教育」を生み出した人物としてもともと知っていましたが、彼の人智学者、芸術家、建築家としての側面はあまりよく知らなかったため、今回の展示は彼の新しい側面を知るとてもいい機会になりました。

 

シュタイナーが、一般の人々や学者たちに向けて行った哲学の講義で説明に用いた黒板ドローイングを、弟子たちが議事録として残したものが芸術作品としても価値を持ち、晩年の24点が展示されていました。

 

 

 

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 作品1

 

 

 

黒い紙に描かれた、シュタイナー的思考のアプローチ。

その中でも「想像力と知性」というものが、私の印象に残りました。

 

「想像力を力強く発達させている人の自我はエーテル的な力(生命力)の育成に大きな影響を与えています。知性を非常に発達させている人の自我は、肉体には大きな影響を与えていますが、エーテル的な力にはあまり影響を与えません。 1920年4月3日」

 

想像力を豊かにもつことで、いきいきとした生命力を発揮し、真の意味で豊かな人生を送ることができる、というメッセージであると解釈しました。

どんなに勉強を重ね知識を増やしても、ただそれだけでは幸せな人生を送ることにはならず、想像力を育むことこそが、幸せの秘訣なのだと改めて教えられた気がしました。

 

人間は、それぞれの自我を軸として存在していますが、その人にとっての全宇宙というのは、その人の脳の中が創造しうるものがすべてです。その人が想像できること、思考できることが、その人にとっての世界の大きさ、彩り、豊かさとなります。

 

想像力をどこまでもやわらかく、前向きに広げることで、その人を取り巻く世界も、どこまでも喜びに満ちたものに創ることができますよね。

 

そんなイメージを持ちながら、毎日を生き生きと楽しく生きていきたいものです。

 

そんなことを考えながら、シュタイナーの黒板ドローイングにかけて、黒いプレートにお料理を描いてみました。

新鮮で色鮮やかなお野菜や、自分で育てたハーブ、エディブルフラワーなどを散らして、「ゆたかな想像力と、美しい世界」をブーケのように表現してみました。その名も、「想像/創造のブーケサラダ」です。

 

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Writer

太田 みお

太田 みお - Mio Ota -

料理研究家/ライフスタイルデザイナー。lifestyle atelier MAGNOLIA主宰。 早稲田大学で芸術学を学び、レコード会社のディレクターを経て、料理の世界へ。 辻調理師専門学校で日本料理とフランス・イタリア料理を、ル・コルドンブルーでフランス料理を学び、ナチュラルフードやハーブの資格も保有している。 lifestyle atelier MAGNOLIAでは、料理教室を開催中。暮らしそのものをアートととらえ、日々を心豊かに送るアイディアを発信している。
MIO LIFESTYLE: http://mioliving.blogspot.jp/