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【おすすめアート】武田鉄平「近作展」がMAHO KUBOTA GALLERYで開催中

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2022年9月9日

【おすすめアート】武田鉄平「近作展」がMAHO KUBOTA GALLERYで開催中


【おすすめアート】武田鉄平「近作展」がMAHO KUBOTA GALLERYで開催中

 

〜ARTalk おすすめポイント〜

◆武田鉄平は、一度描いた絵を再度描いてみるという独自のプロセスを踏んで絵画を制作するアーティスト。その近作展がMAHO KUBOTA GALLERYで開催されている。

◆武田の制作方法は、同じイメージの下絵を20~50枚ほど描くことから始め、そのなかでひとつだけ「絵」として自身が認めたものを作品の「主題」に選び、描かれた絵を主題として再び絵にしていく。長い時間をかけて描かれる作品は、鮮やかな色彩と、フラットでありながら絵具の質感やストロークの痕跡が感じられる表現を特徴としている。この表現手法は「いったい絵画を見ることはどういうことなのか」という絵画の鑑賞体験への根源的な疑問をきっかけに生まれた。

◆一見、多色の絵具を付けた幅のある筆でドロッと厚塗りされたかのようなドローイングだが、近くで鑑賞すると驚くほど緻密に細筆で描かれたら線画であることに気づく。人の視覚と認識のシステムにダイレクトにアクセスする表現はSNSの時代に逆説的に「絵画を見ることの身体性」という根源的な問いを観賞者につきつけ、国境を超えて多くのファンを魅了し続けている。

◆今回の個展で展示される8点のポートレイトはパンデミック下の2020年から2021年にかけて描かれたもの。これらは2022年5月のアートフェア香港にて発表され、国際的に大きな注目を集めた。本展はこれらの作品をいったん東京に戻し、東京のギャラリーにて披露する貴重な機会となる。また、未発表の新作1点も展示の予定している。

 

 

 

 

【作家プロフィール】

武田鉄平|Teppei Takeda

1978年山形県生まれ。幼少期よりアートに取り憑かれ唯一無二の絵描きを目指す。 2001年武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業後、サイトウマコトに師事。フランス滞在を経て、東北芸術工科大学で樹脂、木工を学んだ。その後も地元・山形を拠点とし、家業の傍、約10年の間ほとんど社会と接することなく自らのアートを追求し続ける。 13年より抽象的な肖像画の制作を開始。

 

 

【展覧会概要】

武田鉄平 近作展

会期 |2022年8月27日(土) – 9月24日(土)

開場時間 | 12時−19時

閉場 | 日曜・月曜・祝日

入場料 | 無料

会場 | MAHO KUBOTA GALLERY

住所 | 東京都渋谷区神宮前2-4-7 1F

アクセス | 地下鉄外苑前駅より徒歩6分

info@mahokubota.com

http://www.mahokubota.com