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本作は「不思議の国のアリス」のその後を映画化し、世界的な大ブームを巻き起こした『アリス・イン・ワンダーラ
ンド』の新作。ティム・バートン、ジョニー・デップをはじめ豪華スタッフ・キャストが集結した、『アリス・イン
・ワンダーランド』の“はじまり”を描いた作品です。今回はぜひ注目してほしいポイントをご紹介☆
〜 簡単なストーリー 〜
成長したアリスは父の形見のワンダー号の船長として、大航海を成功させてロンドンに帰ってきますが、父の愛した船を手放すという過酷な現実を突きつけられ途方に暮れているところに突然、青い蝶アブソレムが現れ、友だちのマッドハッターの危機を知らせます。アリスはハッターを救うため、鏡を通りぬけてワンダーランドに向かうと、そこには死んだはずの家族の帰りを待ち続ける彼がいました。
白の女王達は、マッドハッターの家族を蘇らせるため、時間の番人<タイム>が持つ、時を操れる<クロノスフィア>を用いてアリスに過去を変えてほしいと頼みます。クロノスフィアを盗んだアリスは、タイムに追われながらワンダーランドの時間をさかのぼり、仲間たちの“子供時代”へ辿り着きます。しかし、それがワンダーランドの“はじまり”の真実を知る、禁断の時間の旅となることをアリスは知ることとなります。
果たしてアリスはマッドハッターを救うことは出来るのでしょうか?そして、ワンダーランドの運命は…?
~ girls Artalk的♡おすすめポイント ~
♡美しいビジュアル
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目を見張るほど華やかな色彩で描かれる美しいワンダーランド。それは前作『アリス・イン・ワンダーランド』の世界観を引き継ぎつつ、ビジュアル的にはより鮮やか、そこに原作の挿絵画家ジョン・テニエルの作品に見られるヴィクトリア朝的でクレイジーな要素を組み込んだもの。監督によると、過度に空想的になることは避け、19世紀のイギリスに生きるアリスがリアルだと信じることができる世界観を大切にしたとのことです。
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実際にひとつの町のセットが建てられ、子供時代のマッドハッターが家族と暮らす過去のウィッツエンドの町を表現。ハイトップ帽子店をはじめ、時計店などの店が並び、住人たちが行き交い、城がそびえ立っています。
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この町を含む撮影のほとんどはロンドン郊外のシェパートン撮影所で行われ、今回の物語のカギを握るキャラクターの「タイム」が棲む永遠の城の撮影をはじめ、ブルースクリーンの環境も多用されました。
今回、ビジュアル・エフェクトの数は2200という膨大な数。前作と比べると技術の進歩は目覚ましいものがありますが、その技術を取り入れた部分と、あえて前作の見え方を踏襲し、親しみの感覚を大切にした部分があるとのことです。
そして注目すべきは、『アリス・イン・ワンダーランド』で3度目のアカデミー賞衣裳デザイン賞に輝くコリーン・アトウッドによる衣裳。アリスに関してだけでも、船長としてのパンツとジャケット姿からエキゾチックな中国風衣裳まで、前作以上にバラエティと色彩に富んだ華麗なものとなりました。
♡『アリス・イン・ワンダーランド』の「はじまり」
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本作で描写されているのは『アリス・イン・ワンダーランド』の“はじまり”の物語。
悲しい過去に心を奪われ、帰らぬ家族を待ち続けるマッドハッターを救うため、時間をさかのぼるアリスの冒険を描いています。
運命に立ち向かう彼女を待つのは、秘められた真実と、時間の番人“タイム”との戦い…。全世界を魅了した、チェシャ猫たちや“赤”と“白”の女王も再結集し、彼らの幼年期の驚くべき<秘密>も明かされます。
【情報】
『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』
7月1日(金)全国ロードショー
監督:ジェームズ・ボビン
出演者:ミア・ワシコウスカ、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ、サシャ・バロン・コーエン