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3331 Art Fair 2016 -Various Collectors Prizes- レポート!

NEWS

2016年5月13日

3331 Art Fair 2016 -Various Collectors Prizes- レポー


今年も東京・アーツ千代田3331で『3331 Art Fair -Various Collectors Prizes-』が開催されます。

ジャンルを問わない様々なアーティストによる作品が並ぶ会場は、まさにアートのフリーマーケット。

出展アーティストは個人からグループまで、その数69組

アートフェアでは会場に出品・展示されている作品から、各ギャラリーやキュレーターが一押しする、

今後の活躍が期待されているアーティストたちが一堂に会しているのも魅力の一つです。

 

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現在、様々なシーンで見かけるアートフェアですが、中には参加しずらいというイメージをお持ちの方

いらっしゃるのではないでしょうか。

高価な作品を購入するイメージや、ビジネスの場を想像する方も多いと思います。

ですが実際は、アートフェアと言っても、作品購入だけが一つの楽しみ方ではありません。

展示として見るだけも十分楽しめるものです。

 

作品の金額も記載されているので、作品と価格の関係性を見てみたり、また売れた作品とはどのような作品

なのかを、独自に調査してみても面白いかもしれません。

ブースには、ギャラリーのスタッフや、アーティスト自身が居る場合もあるので、気軽にコミュニケーションを

取ってお話しできるチャンスもあります。

 

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アートフェアの楽しみ方は、人それぞれ。

今週末は、自分のお気に入りの一品を見つけに、気ままにアートなショッピングに出かけてみてはいかがで

しょうか。

 

最後に、Girls Artalkライター陣より、おすすめの出展アーティストをご紹介します。

 

ライター・たなおのおすすめ 

(1)サブリナ・ホーラクさん

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「パラダイス」の研究をしているサブリナさん。

アーティストインレジデンス、遊工房アートスペースさんの推薦作家として、出品されています。

サブリナさん自身がモデルとなった女性の様々なポーズが、サブリナさん独自のカラーで描かれています。

幾度と重なる生命力溢れる女性像は、ある種、ユートピア(楽園)の象徴のようにも見え、私たちを陽気な

気分させてくれます。

現在、東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程で美術専攻に在籍する若きアーティストです。

また、サブリナさんは、GirlsArtalkでもインタビューをさせていただいたアーティストの一人です。

★インタビュー記事はこちらからチェック!https://girlsartalk.com/common/interview/17867.html

HP:http://www.sabrina-horak.com

★Instagram:http://instagram.com/only_sabrina_horak

 

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(写真:左から、代表・新井まる、アーティスト・サブリナさん、ライター・たなお、ライター・山口)

 

 

いつも、気さくに接して下さるサブリナさん。

今回は、記念に作品と同じポーズで撮影してみました!

サブリナさん、どうもありがとうございました。

 

ライター・山口智子のおすすめ

(2) 松野 純子さん

 

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パッと見て通り過ぎちゃうのにはもったいない作品です。

一見、遠くからでも白い壁によく映える墨の躍動感あるペイント。でも近くでよく見てください。

 

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建物の2階から墨を画面に垂らしてできた、飛沫や濃淡全てにペンで細かく柄を描きながらなぞっているそう

です。

このように塗料とペンを使い、近寄って凝視しないと何が描かれているか分かりにくく、さらには人の手で

作られたものなのか、デジタルかの判断がつきにくい作品を作っているのだとか。

 

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「ネット社会が作る不自然で恣意的な情報に浸り、モノの実態が見えづらくなっている現代社会において、

秩序空間の自然な在り方とは何か。描くという事を通して何を重視し、どう認識するかを問うような作品を

目指しています。」

 

なるほど。

確かにインターネット等で様々な情報が収集できてしまう現代、実際に自分の目で見て確かめたり、

触れてみて実態を知る機会が減っているのを感じます。

 

一見ダイナミックだけれど実は繊細な作品。私は”現代社会を生きる女性”のような作品だとも思いました。

 

ちなみに御本人に解説して頂きましたが、ものすごく美人さんです!思わず見とれてしまいました。

実はすでに数々の賞も受賞されてる松野さん。

見る人によって色々な意味を感じる作品を是非”注目”して見てください!

 

最後に!代表・新井まるのおすすめ

(3)平野 喜靖 さん

 

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キャンバスを埋め尽くすように描かれたカラフルな文字!

こちらは何かのメッセージが書かれているわけではなく、新聞の見出し文字を書いているのだそう。

 

実は、アーティストの平野さんは障がいを持ちながら作品を制作しています。

毎日、新聞の見出し文字を書く日々を送ってるそうですが、ご本人は書いている内容が解っているのか、

解っていないのか、周囲はわからないのだとか。

 

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何よりも、カラフルな文字がパッと目に飛び込んできて惹きつけられました。

言葉とカタチが渾然一体になった作品は、直感で「かっこいい!」と思わせる何かがあります。

ご本人がどんな風に、どれくらいの時間をかけて書いていくのだろう……。と、未だお会いしたこともない

アーティストのことを想像してみるのも、新しい出会いのように楽しいです。

 

気に入ったアート作品を誰もが「買える」という何ともワクワクな体験。

アートは美術館で鑑賞するだけのものではなく、自分のお家に持って帰れるってステキ!

 

アートフェアの会期は短いので、気になったら迷わずおでかけください〜!

 

【情報】

3331 Art Fair 2016 -Various Collectors Prizes‒

会期:2016 年5月11日(水)~5月15日(日)

開場時間 12:00-20:00(最終日のみ11:00-19:00まで) ※ 最終入場は閉場30分前

休場日:会期中無休

会場:アーツ千代田 3331 1階メインギャラリー

入場料
<一日券> 
シニア・学生800円
高校生以下、障がい者 無料
ペアチケット1,600円
※いずれも当日に限り再入場可。
※入場済チケット提示で、2016 年5月11日(水)~5月15日(日)
※一般チケットはミューぽん利用で300円割引

主催
アーツ千代田 3331

 

お問い合わせ

アーツ千代田 3331  3331 Art Fair 2016運営事務局
メール:af(at)3331.jp ※(at)を@に置き換えてください

*今回は、特別展示として、今年1月に夭逝したアーティスト小林史子さんの展覧会〈小林史子展:Nest〉も

開催されています。是非、こちらにも足を運んでみて下さい。



Writer

たなお

たなお - TANAKA NAOKO -

女子美術大学大学院在学中。
ドイツ留学中に出会った「日独伊親善図画」という1938年の児童画コンクールについて研究中。
学外ではライター、アートプロデュースアシスタントとして活動中。 

もし、良かったらだけど…インスタとかのURLとかも載せられるけど?

 

Writer

山口 智子

山口 智子 - Tomoko Yamaguchi -

皆さんは毎日、”わくわく”していますか?

幼いころから書道・生け花を始めとする伝統文化を学び、高校では美術を専攻。時間が許す限り様々な”アート”に触れてきました。

そして気づいたのは、”モノ”をつくることも大好きだけれど、それ以上に”好きなモノを伝える”ことにやりがいを感じるということ。

現在、外資系IT企業に勤めながらもアートとの接点は持ち続けたいと考えています。

仕事も趣味も“わくわくすること”全てに突き動かされて走り続けています。

instagram: https://www.instagram.com/yamatomo824/
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アートの世界は広く深い。

絵、音楽、ダンス、言葉… 感情や感覚、目に見えない物を伝えることを助けてくれるツールであり、人々の感動を創る。

だから私はアートが好き。

Writer

【代表】新井 まる

【代表】新井 まる - MARU ARAI -

話したくなるアートマガジン「ARTalk(アートーク)」代表

株式会社maru styling office 代表取締役

 

イラストレーターの両親のもと幼いころからアートに触れ、強い関心を持って育つ。大学時代からバックパッカーで世界約50カ国を巡り、美術館やアートスポットなどにも足を運ぶ旅好き。新卒採用で広告代理店に就職し3年間勤務の後、アパレルEC部門の販促に約1年間携わる。人の心が豊かになることがしたいという想いから、独立。2013年にアートをカジュアルに楽しめるwebマガジン「girls Artalk」を立ち上げる。現在は「ARTalk(アートーク)」と改名し、ジェンダーニュートラルなメディアとして運営中。メディア運営に加え、アートを切り口にした企画・PR、コンサルティングなどを通じて、豊かな社会をめざして活動中。

好きなものは、自然と餃子と音楽と旅。

 

●Instagram: @marumaruc   

話したくなるアートマガジンARTalk(アートーク)」