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girls ArtalkとオーガニックブランドTHREEコラボレーションワークショップ潜入レポート!

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2015年10月1日

girls ArtalkとオーガニックブランドTHREEコラボレーションワークショップ潜入レポート!


紙オルゴールで奏でる、自分の『 名まえ音楽』

 

 

9月19日土曜日、オーガニックブランドTHREE青山店とgirls Artalkによるコワボレーションによるワークショップが開催されました。

 

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オーガニックブランド「THREE」とは、NATURAL・HONEST・CREATIVEという3つのキーワードを根底に、製品のすべてにおいて「オーガニック認定基準に達した原料」を88%以上配合していると宣言しているブランド。

 

そんなTHREE青山店では、定期的にメイクアアップに捉われず、現代人の五感を刺激するようなワークショップを開催しています。

 

そして今回、gilrs Artaikとのコラボレーションが実現しました。

 

当日は、紙オルゴールアーティストの杉山三氏を講師にお招きし、参加者の皆様に自分だけのオルゴール音楽を作っていただきました。

 

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紙巻きオルゴールとは、穴をあけた紙を通すと、穴をあけた通りに音を奏でる

一風変わったオルゴールです。

紙の好きな箇所に穴をあけて作曲できることはもちろん、『自分の名前』や『好きなことば』のかたちに穴をあけると世界にひとつ、あなただけの音楽がうまれます。

 

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各々自己紹介後、早速ワークショップの開始です。

杉山講師による丁寧な指導のもと、紙オルゴール初めての方に対して、まずは穴の開け方から、穴を開けた紙から音を奏でる方法までの流れを一通り行いました。

 

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皆様、眼差しが真剣です。

 

穴を開けた紙をこの専用のオルゴール機にかけると・・・!

一枚の紙からは想像のできない音が響き渡ります。

 

そして、紙オルゴールについての仕組みや作り方を理解したところで、いよいよメインイベントである自分の『名前オルゴール』を制作。

自分の名前をカタカナで下書きしたり、名前の漢字をひらがなで下書きしたり、事前に用意されている見本を参考にしたりと、その作り方は十人十色。
 

 

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黙々と集中する参加者の隣でgirls Artaikも実際に作ってみました(笑)

 

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実際に音にしてみると、穴が多いと音と音が重なりあい、和音がうまれ重厚感のある華やかな音になるのに対して、穴を少なく順序良く並べていくと単音が生まれ、一つ一つの音が空間に響きやすい優しい音になりました。

 

必然的に英語で表記する方が華やかな音になり、ひらがなの方が奥ゆかしい音になる印象でした。

 

まさに外国と日本を表現しているようですね。

 

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それぞれの「名前オルゴール」を作り終わってからは、自由制作の時間に移りましたが、もうここまでくれば皆様お手のもの。

講師そっちのけで黙々と取り組んでいました。

 

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実際、言葉に捉われずにイラストや飾りなどの模様を作り、音にして奏でることも可能です。

これは紙のオルゴールだからこそできることですよね。

 

今回のワークショップではご友人での参加のお客様や…

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お一人で参加されるお客様に…

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親子で参加されるお客様まで、幅広く参加して頂くことができました。

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紙に自分の想いや伝えたい言葉を穴を空けるという方法で表現し、それを音にのせて届けるという今回のワークショップは、小さい子から年配の方までどんな人にでも参加いただけるところにも、”紙巻オルゴールの”魅力があると感じました。

 

最後に皆様に「自分の名前音楽」と、今回のワークショップで最も気に入った作品を発表して頂きました。

 

皆様の作品からはそれぞれ発想の豊かさが溢れたり、暖かい想いを感じたりすることができました。

 

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感謝の気持ちを表すお手紙代わりに!

 

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こちらは娘さんと息子さんの似顔絵を!
このまま額に入れて絵として飾りたくなるほどの可愛さです。

 

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こちらはこれまたセンスの良い桜。趣ありますね。

 

今回、全員が紙オルゴール自体が初めてだという方ばかりでした。

たった1時間半のワークショップに、皆様はその魅力に惹かれ、あっという間に虜になっていました。

 

自分の名前が音を奏で、聴音できる喜びに加え、どんな音になるのか?このような音を出すためにはどうしたらいいのか?という、仕上がりをイメージして制作する過程にも面白味が感じられるのではないかと思います。

最後に、参加者から生の感想を頂きました。

 

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(上)穴を開ける時にちょうど音が出る部分に開けるのが大変でした。
  でも実際にやってみると綺麗な音になるので楽しかったです。

(下)すごく楽しかったです。

 

DSC_0285音楽を習っていた経験から、形式に囚われなくても、音になるということが理解できて良かったです。

 

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(左)楽しかったです。

    自分でデザインしたものが音で奏でられることが感動しました。

(右)まさに作曲家と同じ気持ちになれますよね。

 

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考えながら作る作業が子供と一緒にできるのが良かったです。

 

 

THREE青山店では、このように定期的に子供から大人まで、ご友人や親子、そして、お一人様でも気軽にご参加いただけるようなワークショップを開催しています。

皆様も五感を刺激に参加されてみてはいかがでしょうか。

また、girls Artalkでも今後こういったワークショップをコラボレーションして開催していくので、皆様も楽しみに待っていてくださいね。

 

 

文:文恵 写真 : 洲本マサミ(SUMODESIGN LLC.)

 

 

【アーティスト情報】

杉山 三 (Sugiyama San)

紙オルゴール trois(OTOWA),paper tunes代表。

イラストレーターや職人、漫画家などとのコラボレー ションを通して
紙オルゴールを「絵と音を同時に成立さ せるメディア」として展開している。
mieru record with OTOWA(紙巻きオルゴール漫画)にて
第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門審査委員推薦作品に選出。

HPhttp://trois.main.jp/