9月19日〜21日にかけて開催されたTHE TOKYO ART BOOK FAIR。
レポートをしようと1日目のオープン時間に北青山を訪れたgirls Artalkライターは驚きました。
おしゃれさんが……いっぱいだ!さすがアートブックの祭典です。
出品者・参加者もさることながら、会場に訪れるひとたちもアートへの感度が高いおしゃれさんばかり。
ということで、T/A/B/Fレポートvol.2はアート好きのおしゃれなひとのスナップ特集です。
このフェアで買ったもの、お気に入りのアーティストやZINEなどについてのお話も聞いてみました!
AIさん(LAURUN/MANHOODスタイリスト)
ファッションスナップでは常連のスタイリストAIさんをキャッチ!
やはり来場客のなかにはクリエイティブなお仕事の方が多い様です。
まだ来たばっかりだそうですが、さっそく写真家・有田泰而の写真集『First Born』を購入されていました。
青木さんご家族・純一さん(時計販売)・あいさん(ジュエリデザイナー)・さくらさん(小学生)
おしゃれなカップルを見つけたぞ〜と思ったら、おや、お嬢さんも一緒にいらしている!
ご家族でアートブックフェアに遊びに来るなんて素敵です。お嬢さんのさくらさんは、
世界各国から寄せられたZINEやアーティストブックを販売するZINE’S MATE SHOPがお気に入りだそう。
ついさきほど見てきたINTERNATIONAL SECTIONも面白かったとお母さんのあいさんがおっしゃっていました。
左からみおさん(会社員)、あおきさん(会社員)
印刷関係のお仕事をされているというふたり組を発見。
「1階でタイルのパターンがプリントされた折り紙を買いました。ふたりで半分ずつ分けようと思って」と
言って見せてくれたのは、レポートvol.1で紹介したguse arsさんの折り紙。可愛すぎて使うのが勿体ないですね!
とみーさん(カフェ店員)
2階のイベントスペースに入ろうとしていたところに声を掛けたとみーさん。秋らしいネイビーのベレー帽が可愛い!
まだ来たばかりとのことですが、お気に入りのZINEを探して帰りたいとおっしゃっていました。
イベント入り口に広がるFOOD SECTIONは、美味しそうなだけではなくおしゃれで
独自の雰囲気を持ったお店ばかりが並んでいます。ジャンルを超えて、食とアートのつながりを感じられるスペース。おそらく来場者のなかにはとみーさんのような飲食関係の方も多かったのではないでしょうか。
kanaさん(学生)
白い肌に全身黒のシックなスタイルが目立っていたkanaさん。「Takahiro MurahashiさんのZINEを買いました。
ほかのZINEより目立っていて美しかったので」と見せてくれたのは、またもやguse arsさんの作品。
ブルーのタイル貼りのブースはおしゃれ女子の注目を集めていたようです。
ゆうみさん(アパレル)
イベントスペースを歩いているときに何度も持っているひとを見かけたピースサイン型のカード。
ゆうみさんも気になっていたというタイのアーティストORN THONGTHAIさんのカードだったようです。
「発想が素敵だったのでもらってきました!」とピースサインを見せてくれました。
harukaさん(大学生)
おだんごヘアに赤いリップがキュートなharukaさん。
「2階のブースで見つけた、イタリアで撮影されたケンカの写真がお気に入りです」。
東京の本屋さんでは出会えない海外作品に出会えるのも本フェアの醍醐味です。
るーさん(アパレル)
イラストレーターSTOMACHACHEさんの作品を見に来たというるーさん。
THE TOKYO ART BOOK FAIRではお気に入りのアーティストさんの最新作をチェックできるのも嬉しいですね。
左からHANENOさん(アーティスト)、KYOKOさん(デザイナー)
ここまでおしゃれな来場客をスナップしてきましたが、最後はイベント運営側の方にもお話を聞いてみました。
今年から新しく始まったGUEST COUNTRY SECTION。今年はスイスにフォーカスしたアートブックが展示され、
作品を並べるスペース自体が洗練された雰囲気になっていました。そのセクションのカウンターでお仕事を
されていたデザイナーのKYOKOさんは、今回のフェアで特別展示を行っていたオランダを代表する
グラフィックデザイナー、イルマ・ボームさんにサインを頂いたそう。イルマ・ボームさんデザインの美しい本を
見せてくれました。アーティストのHANENOさんは「やはりイベントスペースがおすすめです。
アーティストさんたちから直に作品についてのトークを聞けます」とのこと。
参加者のアーティストさん同士でも情報交換ができ、刺激を与えあえるTHE TOKYO ART BOOK FAIR、
今年は最終日の終了時間ギリギリまで多くの人の熱気で溢れていました。
文/増山 百、写真/Yoshihiko Masuyama