アート絵日記
幸福はぼくを見つけてくれるかな?
こんにちは。絵描きの山崎ひかりです。
「アートに触れて、その感想を絵で表現しちゃおう!」というコンセプトでお届けしているART絵日記。今回は東京オペラシティ アートギャラリーで『幸福はぼくを見つけてくれるかな?—石川コレクション「岡山」からの10作家』(会期終了)を観てきました。
本展はコンセプチュアルな作品を多く収集するコレクター石川康晴氏のコレクションです。特に映像作品に印象的なものが多かったように思います。
いまって、まとめサイトがあったり、数分で感動できる動画が溢れていて、すぐ答えがわかったり、理解しやすいものに慣らされていると思います。本展では、この作品は何を言いたいのだろう? どんな意味なのだろう? と観たあとにモヤモヤ考えてしまう作品ばかり。頭の中にハテナがいっぱい湧いてきます。
現代アートって「なんかよくわからなかった。難しい」で終わってしまいがちですが、本展を通じて、普段あたりまえに通りすぎていることをあらためて深く考え、視点をずらしてみるきっかけになりました。脳みその運動が出来るし、新しい世界の見方を教えてもらったような感じ…!
コンセプチュアルアートの醍醐味って、そういうことなのか!
幸福はぼくを見つけてくれるかな?—石川コレクション「岡山」からの10作家
東京オペラシティ アートギャラリー
会期:2014年4月19日〜6月29日