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【映画】激しく傷つけあう10代の恋「溺れるナイフ」ついに映画化!

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2016年10月5日

【映画】激しく傷つけあう10代の恋「溺れるナイフ」ついに映画化!


【映画】激しく傷つけあう10代の恋「溺れるナイフ」ついに映画化!

 

自分には”みんな”とは違う”チカラ”があって、眩い未来が待っているー・・・ 

そんなことを思いながら”焦燥感”と”希望”に圧迫されて過ごした青春を経験をした人も多いのではないでしょうか。

 

%e3%82%b5%e3%83%962© NIPPON COLUMBIA CO.,LTD.sputniklab inc. 

 

10代の少年、少女がスクリーンの中で叫び、走りまわり、地団駄を踏み、泣きわめくー。  

”キラキラ眩しい美男美女が、素敵な言葉で胸キュンさせてくれる”一般的な少女漫画とは一線を画す、ジョージ朝倉さんの同名漫画がついに映画化されました!

 

news_header_oboreruknife_201608_08© NIPPON COLUMBIA CO.,LTD.sputniklab inc. 

 

〜簡単なストーリー〜

15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽。 

退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗だった。 

傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。 

失われた全能感、途切れてしまった絆。 

傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりがくだす決断とは―。

 

~ girls Artalk的♡おすすめポイント ~ 

♡神キャストの競演! 

講談社「別冊フレンド」に連載され(04年~13年)熱狂的に愛され続ける少女マンガ「溺れるナイフ」の映画化となればファンが気になるのはまずキャストでしょう。 

”小松菜奈、菅田将暉W主演”この発表を知り安心と同時に期待がさらに高まっている方は多いはず!

 

%e3%82%b5%e3%83%96%e3%82%b5%e3%83%961© NIPPON COLUMBIA CO.,LTD.sputniklab inc. 

 

スラリと長い手足と端正な顔立ちの美少女が、ティーンモデルとして人気絶頂期に田舎へ引っ越し、自分が欲する”何か”から遠ざかってしまったと落ち込んでいた『望月夏芽』と、そんな彼女が出会い強烈に惹かれていく、人を寄せ付けないオーラを放つ容姿端麗な『長谷川航一郎』。 

原作のファンによる投票でも首位だったという小松菜奈はもちろんですが、菅田将暉をこの作品で観て”こんなに美しかったのか…”と驚きました。 

メディアに引っ張りだこの2人ですが、今までのイメージを裏切ると思います。

 

%e3%82%b5%e3%83%96%e3%82%b5%e3%83%964© NIPPON COLUMBIA CO.,LTD.sputniklab inc. 

 

さらに誰もが”そばにいてほしい”と思う理想の男友達の『大友勝利』役には重岡大毅(ジャニーズWEST)。”小柄で地味なクラスメイト”という設定ながら物語の重要な役割である『松永カナ』役には上白石萌音。 最旬キャストが発表されると「このキャスティング、この実写映画化は奇跡!」と、SNSを中心に話題沸騰しているそうです。 

思っていることを素直には言えないことが多い10代、本当の気持ちは”目”が語っています。注目の若手たちの渾身の演技に心を揺さぶられること間違いなし!

 

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© NIPPON COLUMBIA CO.,LTD.sputniklab inc. 

 

♡日本映画界最注目の新鋭・監督:山戸結希!  

知らない人は是非知ってほしい!ということでプロフィールを引用します。 

”2012年、上智大学在学中に『あの娘が海辺で踊ってる』でデビュー。2014年、『5つ数えれば君の夢』が渋谷シネマライズの監督最年少記録で公開され、『おとぎ話みたい』がテアトル新宿のレイトショー観客動員を13年ぶりに更新する。2015年、第24回日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。2016年3月、「乃木坂46」のシングル表題作『ハルジオンが咲く頃』映像監督に抜擢される。「新世代ファンタジスタ」「日本映画界の大型ハリケーン」と称され、今最も活躍が期待される若手映画監督。” 

 

原作者も以下のようにコメントしています。 

“溺れるナイフが!才能輝く監督の撮った!! 

観るべき映画の原作になってしまって!!!嬉しくて、秋。 

若い子が観て人生が狂っちまえばいいなっ!って酷く思いました。 

昔の日本映画にあった、あの妙な熱が、うねりが、フィルムに焼き付いてるなんて! 

日本映画好きなおっさん、悶えたらよいですよ。私のように。 

一緒に観たナイフ担当編集が一言、「映画は100点じゃなくていい」。 

100点の向こう側!最高だ!! 

よろしくお願いします。”

 

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たとえ原作を知らなくても、主人公たちに寄り添える20代の山戸監督が撮る美しい映像と、リアルな心理描写に心を素手で鷲掴みにされ、無理やり心拍数を速められることでしょう。 また、17日という限られた短い時間で撮影された、原作の舞台である和歌山の景色も、本作の主役といえると思います。 

 

忘れていた熱くて、純粋で、時に醜く、消化できない感情。 

好きな人が脳内を支配し、”わたしの神さん”と思いこむ主人公は昔のあなたに重なるかも…? 

 

”感動”という言葉にはおさまらない作品になっています。 

「溺れるナイフ」は、11月5日から東京・TOHOシネマズ渋谷ほか全国で公開されるので是非劇場でご覧ください。

 

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文:山口 智子 

 

 

【情報】 

11月5日 全国ロードショー「溺れるナイフ」 

監督 山戸結希 出演:小松菜奈 菅田将暉 重岡大毅(ジャニーズWEST)上白石萌音 志磨遼平(ドレスコーズ)
原作 ジョージ朝倉「溺れるナイフ」(講談社「別フレKC」刊)
脚本:井土紀州 山戸結希
音楽:坂本秀一
製作:「溺れるナイフ」製作委員会(ギャガ/カルチュア・エンタテインメント)
企画・製作幹事・配給:ギャガ HP:http://gaga.ne.jp/oboreruknife/



Writer

山口 智子

山口 智子 - Tomoko Yamaguchi -

皆さんは毎日、”わくわく”していますか?

幼いころから書道・生け花を始めとする伝統文化を学び、高校では美術を専攻。時間が許す限り様々な”アート”に触れてきました。

そして気づいたのは、”モノ”をつくることも大好きだけれど、それ以上に”好きなモノを伝える”ことにやりがいを感じるということ。

現在、外資系IT企業に勤めながらもアートとの接点は持ち続けたいと考えています。

仕事も趣味も“わくわくすること”全てに突き動かされて走り続けています。

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