feature

【映画】カンヌに愛された奇才パオロ・ソレンティーノ 4月16日公開 「グランドフィナーレ」

NEWS

2016年4月9日

【映画】カンヌに愛された奇才パオロ・ソレンティーノ 4月16日公開 「グランドフィナーレ」


全てを手に入れた天才音楽家が見つけた人生の真実とは─?

 

世界各国の映画祭からも絶賛された最高傑作!

本作はカンヌ映画祭で上映され、第73回ゴールデン・グローブ賞で2部門、第88回アカデミー賞にも主題歌賞で

ノミネートされている。

これは英国女王のオファーを断った著名な指揮者の実話から着想を得た物語。

 

〜 簡単なストーリー 〜

アルプスの高級ホテルを舞台に、老境のイギリス人作曲家の再生を描いたドラマ。

80歳を迎え、未来への希望もなく表舞台から退いた作曲家で指揮者のフレッド(マイケル・ケイン)は、

親友の映画監督ミック(ハーヴェイ・カイテル)とアルプスの高級リゾートホテルにやってくる。そこで

穏やかな日々を送っていたある日、エリザベス女王の使者という男が現れ、フレッドの代表作を女王

のために披露してほしいと持ちかける。個人的なある理由から、その依頼を断ったフレッドだったが、

ホテルに滞在する様々な人との出会いを通し、気持ちに変化が訪れる。

 

~ girls Artalk的♡おすすめポイント ~

原題は『YOUTH』。邦題は『グランドフィナーレ』。

主人公が指揮者、ビジュアル、邦題などにおいて音楽映画と思われがちだが、

原題が『YOUTH』であることから”若さ”がキーワードとなっている。

 

テーマ

肉体的な若さではなく、心の活力、情熱、生命力を意味している。

監督は根底に流れるテーマとして「自分にはあとどれだけの時間が残されているのかと考えた時、人は未来に

何を望むのかということを描きたかった」と語っている。

主人公たちがセリフなく、未来について想いを馳せるシーンはみどころだ。

02884© 2015 INDIGO FILM, BARBARY FILMS, PATHÉ PRODUCTION, FRANCE 2 CINÉMA, NUMBER 9 FILMS, C -FILMS, FILM4

 

音楽

本作で重要な役割を果たす音楽はデヴィッド・ラングによる作曲。

純粋にラング氏の音楽が素晴らしい。

心奪われる音楽から、年老いてゆく肉体とは裏腹に覚醒していく精神に浸ることができる。

メイン© 2015 INDIGO FILM, BARBARY FILMS, PATHÉ PRODUCTION, FRANCE 2 CINÉMA, NUMBER 9 FILMS, C -FILMS, FILM4

 

ロケーション

舞台となったのはアルプスの高級ホテル。瀟洒で歴史を感じさせる建物である。

当時のままを留めているこちらの美しいホテルは、ドイツノーベル文学賞作家であるトーマス・マン氏の『魔の山』に

登場する。本作を手がけたパオロ・ソレンティーノ監督は、並々ならぬこだわりを持っていたようで、必死に見つけ

出したこの場所だからこそ、目を見張る映像美が生み出されたのだと納得できる。

SET DEL FILM "LA GIOVINEZZA" DI PAOLO SORRENTINO. FOTO DI GIANNI FIORITO© 2015 INDIGO FILM, BARBARY FILMS, PATHÉ PRODUCTION, FRANCE 2 CINÉMA, NUMBER 9 FILMS, C -FILMS, FILM4

 

【作品情報】

『グランドフィナーレ』

原題:YOUTH

公開:2016年4月16日(土)、
   新宿バルト9、Bunkamuraル・シネマ、シネスイッチ銀座他 全国順次ロードショー

監督:パオロ・ソレンティーノ

出演:マイケル・ケイン、ハーヴェイ・カイテル、レイチェル・ワイズ、ポール・ダノ、ジェーン・フォンダ

 

© 2015 INDIGO FILM, BARBARY FILMS, PATHÉ PRODUCTION, FRANCE 2 CINÉMA, NUMBER 9 FILMS, C -FILMS, FILM4