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シャネル・ネクサス・ホールにて9月1日より、立木義浩の写真展が開催【今週のおすすめアート】

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2018年8月18日

シャネル・ネクサス・ホールにて9月1日より、立木義浩の写真展が開催【今週のおすすめアート】


 

【今週のおすすめアート】
シャネル・ネクサス・ホールにて9月1日より、立木義浩の写真展が開催

 

 

〜girls Artalk的◆おすすめポイント〜

◆フランク・ホーヴァット、サラ・ムーンなど、世界的写真家の展覧会を打ち出している銀座シャネル・ネクサス・ホールにて、次回展覧会が決定しました。9月1日(土)~9月29日(土)の期間、広告、写真、ファッションを自由に横断してきた写真家・立木義浩の個展が開催されます。

◆一人の女性を大胆に撮影した「舌出し天使」は1965年の「カメラ毎日」に58ページにわたり掲載され、立木は都市に浮遊する幻想を写し出しました。その後もヌーベルバーグ映画を想起するような、加賀まりこの小悪魔的な魅力を収めた『私生活』(1971)や、刻々と変貌する姿を鋭い観察眼で切り取った『マイ・アメリカ』(1980)を発表し、名実共に日本を代表する写真家となりました。

◆モノクロの世界から浮かび上がる僅かな光は、現実世界をより生々しく、一方でファンタジーと表裏一体だと再認識させます。立木の最新作『Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)』は、その特徴が顕著に現れています。4人の女性のフォトセッションと、彼女と立木の「瞬間」をお楽しみ下さい。9月14日(金)には、写真展に関連したトークイベント(要申し込み・抽選あり)も開催されます。

 

 

 


©YOSHIHIRO TATSUKI

 

 

 

立木 義浩 写真家
1937年徳島県生まれ。1958年東京写真短期大学写真技術科卒業後、アドセンターに入社。1969年にフリーランスとなり、女性写真の分野やスナップ・ショットで多くの作品を発表。広告、雑誌、出版などの分野で活動し、現在に至る。第9回日本写真批評家協会新人賞(1965)、日本写真協会賞年度賞(1997)、日本写真協会賞作家賞(2010)など受賞歴多数。主な写真集に『小女』、『Tōkyōtō』、『étude』、『動機なき写真』などがある。また、立木の名を世に知らしめた1965年のデビュー作『舌出し天使』が、2018年秋に出版予定。 

 

 

 

【開催概要】
Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)立木義浩写真展
会期:2018年9月1日(土)~9月29日(土)(入場無料・会期中無休)
時間:12:00~19:30(9月14日(金)は17:00まで)
会場:シャネル・ネクサス・ホール
   中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
問い合わせ:TEL 03-3779-4001
URL:http://chanelnexushall.jp/program/2018/yoshihiro_tatsuki/

 

 

 

【関連イベント】
Yesterdays 黒と白の狂詩曲(ラプソディ)立木義浩写真展
立木義浩 X ピーターバラカン トークイベント
開催日時:9月14日(金)18:30-19:30(開場18:15)
会場:シャネル・ネクサス・ホール
無料・抽選制
応募締切日:8月31日(金)
お申し込みはこちらから

 

 

 

【シャネル・ネクサス・ホールの過去の展示はこちら】
移りゆく儚き美の世界 『D’un jour à l’autre 巡りゆく日々』サラ ・ムーン写真展
女性の美的瞬間に迫る『フランク ホーヴァット写真展 Un moment d’une femme 』

 

 

 

 

 

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©YOSHIHIRO TATSUKI