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「世界は何?」のヒントがここに!小川信治さんの個展は10/13から

NEWS

2017年10月13日

「世界は何?」のヒントがここに!小川信治さんの個展は10/13から


「世界は何?」のヒントがここに!小川信治さんの個展は10/13から

 

小川信治さんの作品をはじめて見たのは、約1年前千葉市美術館での展覧会でした。

衝撃が走るとはまさにこのこと、一瞬で宇宙的視点を持つアーティスト小川さんの虜になってしまったのです。

 

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まずは、小川さんの作品がどんなものかを過去記事からご紹介。

▼▼▼ココ最近で1番面白い!宇宙的視点を持つ小川信治とは?▼▼▼

http://girlsartalk.com/feature/22802.html

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左から:小川信治さん、girls Artalk新井まる

 

 

何となく、宇宙的視点だ!と感じたところまではいいのですが、とにかく小川さんは謎だらけのアーティスト。

 

例えば、作品になるまでのプロセスがとても興味深いのです。

スタート地点は、ふとした瞬間に降りてくるイメージ。それをメモして、記号化し、更にラフスケッチに起こし、コラージュにして、作品にとりかかる…という特殊な方法なのだそう。

小川さんの頭の中がどうなっているのか、ものすごく気になります。

 

 

今回日本初公開の「ロンド」シリーズができるまでの過程を見せていただきました。

 

《ロンド4》2017, アルシュ紙に鉛筆, 75.8 X 149.8 cm   ©Shinji Ogawa / MAHO KUBOTA GALLERY

 

 

なぜ、こんなに小川さんの作品に惹かれるのか…、

「世界は何か」人生をかけても答えが出ないかもしれない、そんなとてつもなく大きな問いに対してのヒントが隠されているからなのでは、と感じています。

 

とにかく、気になって仕方ないアーティストの小川信治さん。

今回の個展では最新作や日本初公開のシリーズも見ることができるので、ぜひ小川ワールドを体験していただきたいです。

 

 

 

文=新井まる

写真=吉澤威一郎

 

【展覧会情報】

展覧会名:小川信治「干渉法 — 鏡像とロンドによる」

https://www.mahokubota.com/ja/exhibitions/1284/

会期:2017年10月13日(金)〜2017年11月15日(水)

会場:MAHO KUBOTA GALLERY

   東京都渋谷区神宮前2-4-7

開廊 火~土 12:00-7:00pm
休廊 日曜・月曜・祝日

 

 

【アーティスト プロフィール】

小川 信治(Shinji Ogawa)

 

【主な個展】


「小川信治展 あなた以外の世界のすべて」(2016、千葉市美術館)

「Shinji Ogawa ‒ Realizm perwersyjny」(2008, Art Gallery of Contemporary Art Bunker, ポーランド)

「小川信治展―干渉する世界―」(2006、国立国際美術館)


「Souvenir / Souverain」(2002, 豊田市美術館)

 

【主なグループ展】


「Art in Art」(2017、クラクフ現代美術館、ポーランド)

「オープン・ウィーク ひらかれた美術の 9 日間」(2017、東京ステーションギャラリー)


「L’arte differente: MOCAK al MAXXI」MAXXI (2016、イタリア国立 21 世紀美術館)


「Logical Emotion: Contemporary Art from Japan」(2015、クラクフ現代美術館、ポーランド)

「高松市美術館コレクション展 ひとのかたち―ゼロ年代以降の現代アートを中心に」(2015、高松市美術館)

「コレクションの誘惑」(2012、国立国際美術館)
「History in Art」 (2011、クラクフ現代美術館、ポーランド)


「ネオテニー・ジャパン 高橋コレクション」(2008-10、巡回展)

 

【コレクション】

東京ステーションギャラリー、

東海市、

豊田市美術館

岡崎市美術博物館

滋賀県立近代美術館

国立国際美術館

高松市美術館

千葉市美術館

伊丹市立美術館

Bunkier Sztuki (Art Gallery of Contemporary Art Bunker / ポーランド)

クラクフ現代美術館(ポーランド)

 



Writer

【代表】新井 まる

【代表】新井 まる - MARU ARAI -

話したくなるアートマガジン「ARTalk(アートーク)」代表

株式会社maru styling office 代表取締役

 

イラストレーターの両親のもと幼いころからアートに触れ、強い関心を持って育つ。大学時代からバックパッカーで世界約50カ国を巡り、美術館やアートスポットなどにも足を運ぶ旅好き。新卒採用で広告代理店に就職し3年間勤務の後、アパレルEC部門の販促に約1年間携わる。人の心が豊かになることがしたいという想いから、独立。2013年にアートをカジュアルに楽しめるwebマガジン「girls Artalk」を立ち上げる。現在は「ARTalk(アートーク)」と改名し、ジェンダーニュートラルなメディアとして運営中。メディア運営に加え、アートを切り口にした企画・PR、コンサルティングなどを通じて、豊かな社会をめざして活動中。

好きなものは、自然と餃子と音楽と旅。

 

●Instagram: @marumaruc   

話したくなるアートマガジンARTalk(アートーク)」