【今週のおすすめアート】
鬼才にして奇想の作家7人のグループ展! TENGAI 3.0
天明屋尚、空山基、 淺野健一、伊藤大朗、f e e b e e 、加藤美紀、影山萌子
〜 girls Artalk的♡おすすめポイント 〜
♡現在hpgrp GALLERY TOKYOでは、現代美術家・天明屋尚キュレーションによるグループ展「Tengai 3.0」が開催されています!
♡2014年から始動したTENGAIプロジェクトは、鬼才にして奇想の作家を発掘・紹介するプロジェクト!
♡第3弾を迎える今展は、現代美術やイラストレーションといった従来の枠組みを越えて若手から大御所まで、技法もジャンルも様々な7人が集められました。
♡武者絵、風刺絵、美人画花鳥画、からくり人形といった要素を現代にリブートさせます。
♡本展は2016年10月にニューヨークのhpgrp GALLERYでも開催され好評を博しました。
♡禅やわび・さびといった茶人的な日本の美の側面ではなく、型破りで革新的な武人的な日本の美の側面を紹介するまたとない機会です!
【作家紹介】
天明屋尚さんは、自身が得意とする武人像の新作を発表。海外からのステレオタイプな視線すらも取り込みつつ、華美で覇格の威風堂々たる日本の姿を体現します。
空山基さんは、拝金主義や ギャンブル資本主義を揶揄した自由の女神像とヒトラー像が対になった新作を発表。物議を醸し出す問題作となる。
淺野健一さんは憑依や傀儡をテーマに、LED と木彫を組み合わせた新作を発表。新旧の技術を取り混ぜ、神格化された武人や変身ヒーローといった強者のイメージを斬新な形で具現化します。
伊藤大朗さんは、日本のサラリーマンの悲哀を描いた 男性像を発表。究極の謝罪として土下座する姿は、武人による切腹をも彷彿ととさせ、日本人に内在する組織への忠誠、侍的なあり方を逆説的に表現します。
feebeeさんは、華美な意匠を数多く織り込み、獣性を色濃く宿した神獣像を描出。幻想的で躍動感ある日本画となる。
加藤美紀さんは、従来の美人画の枠を超えたモダンな和装の女性像を提出。着物と背景を巧みに組み合わせ、時代の空気を軽やかに切り取ります。
影山萌子さんは、まだ学生ながら天明屋が注目する期待の若武者。北斎の描いた滝の絵にあるような錯視的な世界を表出し、異世界の扉を開きます。
【情報】
TENGAI 3.0
会期:2017年2月8日(水) – 2月25日(土) 月曜・毎月最終日曜閉廊
会場:hpgrp GALLERY TOKY O
住所:〒107-0062 東京都港区南青山5-7-17 小原流会館 B 1F