♡タカ・イシイギャラリーでの2度目の個展となる本展では、武田さんが2010年から継続して撮影を続けている
「Digital Flare」シリーズの新作及び、その映像作品を展示しています。
♡これまでの展示において「写真」というテーマを基本として、その存在態を全方位的に検証するような作品を
展開してきました。
♡武田さんにとって写真とは「イメージと支持体との組み合わせによって相互干渉的に成立する複合体」であり、
それは暗室で培われた身体的な記憶によるものといえるでしょう。
【情報】
武田陽介 「Arise」
会期:2016年5月14日(土) – 6月11日(土)
会場:タカ・イシイギャラリー 東京
151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷3-10-11 B1
営業時間:11:00 – 19:00
定休日:日・月・祝祭日
【作家プロフィール】
武田陽介
1982年愛知県名古屋市生まれ。2005年同志社大学文学部哲学科卒業。大学在学中より銀塩写真での制作活動を始める。フィルムや印画紙の生産中止など、従来の銀塩写真の制作が困難になる状況をきっかけに、デジタル写真へと移行。写真というメディウムに対する透徹した制作意識を湛えた作品を発表し続けている。サンフランシスコ近代美術館、スペイン銀行に作品が所蔵されている。近年の個展に、「キャンセル」 3331 GALLERY (東京、2012年)、「StayGold」 タカ・イシイギャラリー (東京、2014年)、「Stay Gold: Digital Flare」 空蓮房 (東京、2014年)など。