〜girls Artalk 的 ♡ おすすめポイント〜
♡ニューヨーク在住のアーティスト、エリック・パーカー氏の個展を開催します。
♡本展は、2007年にタカイシイギャラリーで開催された個展に続く日本で4度目の8年半ぶりの新作個展。
♡パーカー氏は自身の作品のルーツとして、MAD magazineなどのアンダーグラウンドコミック、風刺イラスト、
グラフィティーなどといったローブロー的なアートの影響を受けています。
テキサス大学オースティン校でピーター・ソールに師事していた際には、ルールに縛られる事のない”アンチ・
エスタブリッシュメント”(反主流的)なスタイルの重要性を学んだと語っています。
♡パーカーの絵画は、一見するとアウトサイダーアートのようなテキストの集合体を相関図的に描き起こしたシリー
ズ”MAPS”、脳内や思考を記号的に描いた肖像画のシリーズ”HEADS”、現代のロゼッタストーンかのようなモンス
ターや記号、文字的なるものが描かれたシリーズ”Hieroglyphics”(象形文字)、そして植物や風景画を描いたシリ
ーズ“STILL LIFES”(静物画)の大きく分けて4つのシリーズから成ります。
♡これらの作品のシリーズを通して、世界の現在の政治、社会、あるいは経済の景色を、メディアやポップ・カル
チャー、音楽、歴史などに満ち溢れた独特の構図で図式化しています。
♡本展では、双眼鏡を覗いた光景を連想させる2つの円を組み合わせた変形のキャンバス作品、及びピラミッド型の
キャンバス作品を含む新作10点程度からなる予定です。
【情報】
エリック・パーカー 「Double Down」
会期:2016年5月28日(土) – 7月9日(土)
会場:ナンヅカ
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1F
営業時間:11:00-19:00(日・月・祝祭日定休)
【プロフィール】
エリック・パーカー
1968年ドイツのシュトゥットガルトで生まれ、現在ニューヨークを拠点に活動している作家です。テキサス大学オースティン校、ニューヨーク州立大学パーチェス校で学び、2000年にMOMA PS1で開催された第1回目の「Greater New York」展に出展し、一躍脚光を浴びました。その後、Aldrich Contemporary Art Museum、The Modern Museum of Art Fort Worthといった美術館での展覧会の他、Paul Kasmin gallery, Honor Fraser、Galeria Javier Lopez等世界中のギャラリーで数多くの展覧会を経験しています。