【今週のおすすめイベント】
現実とフィクションの狭間
山城知佳子個展「創造の発端 – アブダクション/子供 -」
〜girls Artalk的♡おすすめポイント〜
♡山城知佳子さんは、これまで沖縄戦の記録と記憶の継承に始まり、在沖米軍基地によって引き起こされてきた環境破壊や、女性の人権への侵害など、沖縄が抱えてきた複雑な状況と向き合い制作を続けてきた作家です。
♡本展にて上映展示される『創造の発端 ―アブダクション/子供―』は、ダム・タイプの元メンバーでダンサーの川口隆夫が、舞踏家の故・大野一雄の伝説的な舞台を「再現」するプロセスに山城が密着取材した映像作品です。
♡本展では、『創造の発端 ―アブダクション/子供―』の上映展示を中心に、その補助的な意味合いを持つ映像作品、また本編のスチル写真作品も展示するだけでなく、『踊る人体ヌードデッサン会』やゲストを招いてトークイベントが開催されます。
【情報】
■個展
「創造の発端 ─ アブダクション/子供 ─」
2016年9月9日(金)- 10月15日(土)
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(東京)
【イベント】
■踊る人体ヌードデッサン会
川口隆夫『SLOW BODY ― 脳は感覚を持たない』vol.26
「今ほど人体を見つめることが必要なときはない。穴が開くほど、直視せよ! 目の前の人体を見て、そこにある感覚を自分の体に直結させる試み。」
川口隆夫氏がヌードで踊り、参加者がその人体をデッサンする会です。
デッサン終了後は、描いた絵の見せあいをしながら川口氏との懇親会になります。
出演:人体/川口隆夫、音/和田翼
日時:2016年9月10日(土)14:00-16:30(開場13:45)※デッサン会+懇親会
会 場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(東京)
参加費:2,000円(1ドリンク付)
定員:15名
※事前申込制
※画材、スケッチブックはご持参ください。
【お申し込み方法】
件名「デッサン会参加」、本文に、参加人数、お名前、電話番号をご明記のうえ、event@ycassociates.co.jpまでメールでお申し込みください。
*定員(15名)になり次第、受付を終了いたします。
*ギャラリーからの返信メールが届かない場合は、営業時間内にお問合せください。
川口隆夫(パフォーマー)
1996年から2008年まで「ダムタイプ」に参加。同時に2000年以降はソロを中心に、演劇・ダンス・映像・美術をまたぎ、舞台パフォーマンスの幅広い可能性を探求、他ジャンルのアーティストとのコラボレーションも多い。2008年より「自分について語る」をテーマにしたソロパフォーマンスシリーズ『a perfect life』を展開。その Vol.6「沖縄から東京へ」で第5回恵比寿映像祭(東京都写真美術館、2013)に参加した。近作に『大野一雄について』(大野一雄フェスティバルで発表して以降、現在世界各地をツアー中)、『TOUCH OF THE OTHER – 他者の手』(2015年ロサンゼルス、2016年東京・スパイラルホール)など。
■トークイベント
日時:2016年9月10日(土)18:00-19:00
山城知佳子 × 川口隆夫 × 鷹野隆大
会 場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku(東京)
参加費:無料
定員:20名
※事前申込制
鷹野隆大(写真家)
写真家。1963年福井県生まれ。2006年第31回木村伊兵衛写真賞受賞。近年の展覧会に、2015年「愛すべき世界」(猪熊玄一郎美術館)、2014年「これからの写真」(愛知県美術館)、「2014年1月から比較的最近まで、撮影順に」(Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku)、2013年「Face Value: Portraits from The Kinsey Institute」(The Kinsey Institute Gallery)、他。近年刊行の写真集に、『String and Coke』(青土社、2014年)、文学研究者の新城郁夫との共著『まなざしに触れる』(水声社、2014年)などがある。
【お申し込み方法】
件名「トークイベント参加」、本文に、参加人数、お名前、電話番号をご明記のうえ、event@ycassociates.co.jpまでメールでお申し込みください。
*定員(20名)になり次第、受付を終了いたします。
*ギャラリーからの返信メールが届かない場合は、営業時間内にお問合せください。