【今週のおすすめアート】
川内理香子 個展『Tiger Tiger, burning bright』開催 @WAITINGROOM
〜girls Artalk的◆おすすめポイント〜
◆川内理香子さんの個展『Tiger Tiger, burning bright』が、WAITINGROOMにて、5月19日から6月17日の期間で開催されます。
◆ 本展では、ペインティング、ドローイング、針金による半立体作品に加えて、今回初めての試みとして樹脂を用いて制作された立体作品を含む、約30点の新作で構成されています。
◆ 川内さんは、食への関心を起点に、身体と思考、それらの相互関係の不明瞭さを主軸に、食事やセックスといった様々な要素が作用し合うコミュニケーションの中で見え隠れする、自己や他者を作品のモチーフとして、ドローイングやペインティングをはじめ、針金やゴムチューブ、ネオン管など、多岐にわたるメディアを横断しながら作品を制作している新進気鋭のアーティストです。
◆日本だけではなく、台湾でも個展を開催した経験もある、常に進化を続ける川内さんの新作群を、是非ご覧になってみてください。
What immortal hand or eye, Could frame thy fearful symmetry? (部分)2018, Oil on canvas, 1940 x 1620mm
【開催概要】
川内理香子 個展「Tiger Tiger, burning bright」
会期:2018年5月19日(土)~ 6月17日(日)
時間:12:00〜19:00 (日曜は18:00まで)
会場:WAITINGROOM(東京)
住所:東京都文京区水道2-14-2長島ビル1F
休館:月曜、火曜、祝日
【アーティストプロフィール】
1990年東京都生まれ。2017年に多摩美術大学大学院美術学部絵画学科油画専攻を修了。現在は東京を拠点に活動中。近年の展覧会として、2017年個展『Something held and brushed』(東京妙案GALLERY / 東京)、グループ展『ミュージアム・オブ・トゥギャザー展』(スパイラル / 東京)、個展『NEWoMan ART wall Vol.7: Rikako KAWAUCHI』(NEWoMan ART wall, JR 新宿駅ミライナタワー改札横のディスプレイ / 東京)、2016年個展『ART TAIPEI 2016 – WAITINGROOMソロブース』(Taipei World Trade Center / 台北・台湾)が挙げられます。また、2014年に参加した公募グループ展『第1回CAF賞展』での保坂健二朗賞、2015年SHISEIDO ART EGG賞受賞など、若手ながら確かな実力を持つ注目の作家です。
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