【今週のおすすめアート】
歴史的アーティストを目撃せよ!菅木志雄展「分けられた指空性」
〜girls Artalk的♡おすすめポイント〜
♡六本木にある小山登美夫ギャラリーにて、菅木志雄さんの個展が開催されます。
♡菅さんは、1960年代から70年代にかけて「もの派」として運動し、現在は戦後日本美術のアーティストの代表です。
♡木、石、金属だけではなく、人の意識や思想も「もの」と捉える管さん。
♡彼の作品は「もの」を「もの」「場」「人」と繋ぎ新たな相互性や依存性を生みます。
♡歴史的アーティストの作品を鑑賞する貴重なチャンスです!
わたしは、自分の作品にパラフィンを使用したけれど、パラフィンというもので、何か他のもののかたちや存在を表したかったので はない。 わたしは、パラフィンそのものを提示し、その在様を表示したかったのである。パラフィンというものがどんな特質や属性を持っているか、どのように見えるものなのか、最小限のかかわり方で、存在性を引き出してやりたかった。 ・・(中略)事物性と精神性のむすびつきが、それまでにない<世界性>を醸成できるのではないか、と秘かに考えていた。
(菅木志雄「ものはあるように、あった」もの派ー再考展図録、国立国際美術館、2005年)
【情報】
会期:2017年4月28日[金]- 6月10日[土]
時間:11:00-19:00 ※日、月曜日 及び祝日は閉廊
会場:小山登美夫ギャラリー
住所:東京都港区六本木6-5-24 complex665 2F