イケメンと行く妄想アートデート
胸キュン六本木・乃木坂篇
今回のデート相手はジャスティンこと小笠原巧さん(以下J)!
TOKYO MX1 9ch『THE HOUSE~first season~』の第1期卒業生であり、ミュージシャン、俳優、モデルとマルチに活躍されているアーティスト。
180cmと長身、脚は長くて、並びたくないほどの超小顔!
なんといっても笑ったときのくしゃっとした顔がキュートなイケメンです♡
今回のデートスポットは『六本木・乃木坂』界隈を巡ります。
待ち合わせは乃木坂駅出口。
「気になる彼と”仕事帰りデート”」という設定でさっそくスタートです。
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今日は気になる彼と3度目のデート。
これまでの2回に及ぶデートは一緒にご飯を食べただけだったけれど、その時に趣味がアート鑑賞と言ったら「実は美術館て行ったことがないんだよね・・・オススメある?今度案内してよ~!」
と興味を持ってくれたので、さっそく今話題の「宇宙と芸術展」~かぐや姫、ダ・ヴィンチ、チームラボ~に行く約束をしたのです!
ドキドキしながら駅の出口へ行くと、もう彼が待っていてくれました!
”あちゃ~、早くつくようにダッシュできたのに・・・><”
私「ジャスティンさん、お待たせしてごめんなさい!」
”や、やばい、、髭×Vネック・・・アーティスト感が溢れ出してる~~!今日も超絶カッコイイ~♡”
J「あ、○○ちゃん!俺も今来たところだよ~!美術館ってヒルズだから待ち合わせは六本木かと思っていたけど、乃木坂なんだね?」
私「仕事早く終わったからお散歩しつつ向かおうかなって!森美術館は22時閉館だから仕事帰りの強い味方なんだよ~!」
J「へー!美術館て早く閉まっちゃうイメージだった!」
なんて話しをしながら、デートポイントその①パブリックアートへ!
デートなら!と友達がおすすめしてくれた時計は、木琴やシンバルといった楽器を球体が転がって音を奏でながら時を刻む時計だそう。
J「なにこれ!機械みたいって思ったけどよくみると色んなもので道ができていておもしろいね~!」
そういって見入っている好奇心旺盛な横顔に・・・キュン♡
少ししてからそこを離れ、六本木ヒルズへ!
お互い仕事やライフスタイルの会話で盛り上がり、約20分程歩いたけれどあっという間に感じる・・・!
六本木ヒルズのハチ公的存在になっている高さ10mに及ぶ巨大なクモ。
この日も多くのヒトが待ち合わせの目印にしていたようです。
ルイーズ・ブルジョア『ママン』2002年(1999年)/ブロンズ、ステンレス、大理石
9.27 x 8.91 x 10.23(h)m
私「このパブリックアートは”世界中から人が集まり、新たな情報を紡ぐ場の象徴”として作られたんだってーーって、あれ、、、?!」
ジャスティンさんがいない!と思ったら後ろから声が・・・
J「見てみて!ドラえもん!よくみると全部違うもの持ってる~!」
とはしゃいでいる笑顔がかわいい~~♡
思わずドラえもんと記念撮影★
六本木ヒルズは来るたびに素敵なお花や企画があって飽きないですね。
自然と笑顔がこぼれたところで本日のメイン!森美術館へ——–。
入り口にはさっそく人工衛星が・・・!
J「へ~!これ実際に打ち上げられたものの4分の1サイズなんだね!!てことは意外とそんなに大きくなくない?」
私「確かに!そんなに大きくないけど、宇宙の情報を伝えてくれてるんだね・・・!すごいね・・・!早く中に入ろう~!」
エスカレーターでも常にレディーファストで優しい視線で話しを聞いてくれるのがとっても嬉しい・・・!上目づかいに思わずキュン♡いざ展示の中へーーー。
展示内容は多岐に渡ります。室町時代や江戸時代の普段お目にかかれない貴重な資料から、”宇宙”を人々はどのように捉えていたかをひも解いていくセクションや未来の宇宙住宅アイディアまで。
J「”日本最古のSF小説といえる”っていうの目からうろこだね!『竹取物語』ってきいて宇宙の発想はなかったな~~」
私「確かに”月に帰っていくかぐや姫”っていわゆる宇宙人なのでは!?て面白いね!」
J「ね!他にも一瞬”宇宙”を連想しないものも多くて、キャプションに記載している解説を読むのに、楽しいくってついつい夢中になっちゃったよ。」
チームラボ『追われるカラス、追うカラスも追われるカラス、そして衝突して咲いていく – Light in Space』2016年/インタラクティブ・デジタル・インスタレーション/4分20秒/サウンド:高橋英明
彼が一番食いついていたのは映像作品!
3つの映像作品があり、中でもチームラボさんの作品には大興奮でした!
黒いカーテンを開けるとそこには宇宙が・・・!
床も含めた360度の視界が全て映像で包まれ、2つの光が宇宙で自由に追いかけっこをするように飛び回ります。
J&私「うわぁ・・・・」
感嘆の声を思わず漏らしてしまいました。
J「なんか揺れてるきがしない!?」
(ふらっ・・・)
思わずバランス感覚を失い倒れそうになるとすかさずキャッチしてくれて
J「一緒に飛び回っているみたいだね・・・!」
と微笑んでくれているのが声でわかりキュン♡
自然にボディタッチしてしまい照れてしまいました。
これまで何度もあらゆるチームラボの作品を見てきた私でも、今までで一番その創りこまれた世界観に引き込まれました!
セミコンダクター『ブリリアント・ノイズ』
2006年/マルチチャンネル・ビデオ・インスタレーション/10分(ループ)
空山基《セクシーロボット》2016年
私「空山基さんはロボット犬”aibo”をデザインしたことでも知られているアーティストさんなんだけど、以前インタビューさせてもらったことがあるんだー!でもその時は展示方法は普通に壁に背を向け置いてあったんだけど、今回は”回るお立ち台”イメージの装置で展示されてるんだね~!」
J「へぇーーー!そうなんだー!なんか後ろ姿も見れるし面白いなあ~!」
と言いながら写メを撮ることに夢中で思わずしゃがんだジャスティンさん。
”本当に興味をしめしてくれていて嬉しいぁ・・・。それにしても、お尻のショット狙いすぎじゃない!?笑”
と、セクシーロボットに嫉妬しちゃいましたが、やっぱり写真を撮れる作品が多いことは美術館になじみがない方でも楽しめる大きな要素だと感じました。
トム・サックス《ザ・クローラー》2003年
J「まだ時間ある?ご飯食べようか。森美術館て、おしゃれなカフェとかレストランも併設してるんだよね?来る前ネットで見てて、『THE MOON』ていうところ気になってたんだけど、どう?」
私「調べてくれてたんだー!うん!行こう!あ、でもその前にショップ閉まっちゃうからポストカードだけ買いたいな~♡ せっかくだから一番印象に残った作品のポストカードをそれぞれ買ってあとで交換会しようよ~!」
J「あ、なんかいいね!それ!結構種類があって悩むな~・・・けど俺は・・・うん、よし!これにしよう!!!」
お互いに相手に見えないよう購入して、レストランへ・・・☆
美術館にはよく来ているけれど、隣にあるカジュアルなカフェエリア『THE SUN』にしか入ったことがなかったからわくわく!
レストランエリア『THE MOON』の店中に入るとカフェエリアとはまた異なり、しっとりした大人の空間が夜景と共に広がっていました。
奥の個室に通していただくと壁にはいくつかの水彩画が飾ってありました。
店員さん「こちらのレストランのアート作品は森美術館が監修しています。是非お食事と共にお楽しみください。こちらの絵に描かれている裸の男性は、外のオープンな席で流している月の映像作品を制作した作者・篠田太郎が、まさしく映像を撮っているときの自分をイメージしているそうです。」
さっそく料理が来るまで二人で作品を鑑賞。
J「えー!なんで裸なんだろう(笑)でもなんか開放的で気持ちがよさそう!」
私「外の映像だけ見たらどんな人が作ってるのかわからないけど、併せてこういう作品が飾ってあるとより作品への興味が増すね!」
話しが盛り上がっていると料理が運ばれてきました。
”わー!なんか思いっきり笑ってくれると仲良くなってきてる気がして嬉しいな・・・♡”
まずはメインのお肉料理、盛り方もオシャレ~~~!
パッと見てわかる味付けではなく、一口食べてみても「これってどんな味だった??甘辛い?ジンジャーかなあ??爽やかな後味!」なんて一言では表せなくて終始楽しめました。
続いてデザート・・・透明なボールとフルーツ・・・なんだろう??
店員さんがおもむろに水差しをかけると、ドライアイスがお皿の上から滑るように溢れ、あっという間に机に広がっていきました。
J&私「わぁ~~~!すごい!」思わず感嘆の声をあげてしまいました。
料理もただ美味しいだけではなくて、美術館らしいアートな盛り付けと過剰ではないエンターテイメントな演出。さすがです。
今まで食べたことがない味わいとアートの力を借りて会話が盛り上がり、ジャスティンさんとの距離が一気に縮まった気がしました♡
お店を出る前にさっきのポストカードを交換!
J&私「せーのっ!」
なんと二2人とも空山氏のセクシーロボット・・・!
私「やっぱりー!一番本気で写真撮ってたもんね(笑)」
J「空山さんにインタビューした話をしてくれたのがすごく興味深かったんだよね!しかも、実際見てみたらSFとリアル感のバランスが絶妙で、すごくカッコよかったからファンになっちゃったよー!」
私「うんうん。後姿とかもう、セクシーすぎたよね!ちょっと嫉妬したもん(笑)」
アートの話しで盛り上がり、話題は尽きないけれど気づけばいい時間。。。
まだ帰りたくないな~・・・と思いながらレストランを出ると
J「もう少し一緒にいたいな。少し散歩しない?」
思わずドキッとして黙って頷くことしかできなかったけれど、思わず笑みがこぼれちゃいました…♡
ゆっくりまた話しながら毛利庭園の方へー 。
そういえば、ここにもアートが隠れているなぁ…と思い近づいたことはなかった池へ。
ジャン=ミシェル・オトニエル
2013年/ブロンズ、金箔、ステンレス鋼
330 x 360 x 169(h)cm
Courtesy: Galerie Perrotin, Hong Kong and Paris
六本木ヒルズと森美術館の10周年を記念し、歴史ある毛利庭園の池に制作されたハート形に弧を描く金箔の連珠は、毛利池に沿って歩いて行くと徐々にメビウスの輪にも見えます。
”四季折々に変化する日本の自然、そして毛利庭園という江戸時代から続く歴史的景観になじんでほしい”と作家がコメントしていました。
ちょーどハートの真ん中に来た時・・・
J「ねえ、○○ちゃん・・・。今日のデートはもっと○○ちゃんの事が知れて、魅力的な子だなって思ったよ。すっかりアートにもはまっちゃいそう!これからもっと、色んなところに行って思い出を作っていきたいな。」
私「え、、、それって・・・?」
そういって手を差し出すジャスティンさん・・・!
ロマンティックな空気と真剣な眼差しに心臓が爆発寸前・・・!
もちろん答えは・・・♡
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・・・いかがでしたか?
素敵なイケメンとの妄想アートデート、楽しんでいただけたでしょうか?
今回紹介した”文化都心”六本木・乃木坂界隈のデートコースは、会社員や観光客の方々が平日の会社帰りでも十分に楽しめるように意識して考えました。
素敵な夜景と共に、”ちょっぴり大人なアートデート”、是非参考にしてみてくださいね。
model: 小笠原 巧 (ジャスティン) ・山口 智子
文: 山口智子 写真: 新井まる
【情報】
■会期■
2016年7月30日(土)-2017年1月9日(月・祝)
■開館時間■
10:00-22:00(火曜は17:00まで)
※「六本木アートナイト2016」開催に伴い、10月21日(金)は翌朝1:00まで、10月22日(土)は翌朝6:00まで
※いずれも入館は閉館の30分前まで
※会期中無休
■会場■
森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)
■入場料■
一般 1,600円
学生(高校・大学生) 1,100円
子供(4歳-中学生) 600円
■公式HP■
http://mori.art.museum/contents/universe_art/index.html
■主催■
森美術館、NHK、NHKプロモーション、読売新聞社
■企画■
南條史生(森美術館館長)
椿 玲子(森美術館アソシエイト・キュレーター)
■企画協力■
龍谷大学 龍谷ミュージアム、
金沢工業大学ライブラリーセンター
■助成■
在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
■協賛■
NEC、株式会社大林組、IHI運搬機械株式会社特別協力宇宙航空研究開発機構(JAXA)制作協力パナソニック株式会社協 力日本貨物航空株式会社、シャンパーニュ ポメリー