『アーティストと〇〇してみたいっ!』をより楽しみたいっ!#12
ARTalk代表の新井まるさんが今一番会いたいアーティストと、やってみたいことをするPodcast番組『アーティストと〇〇してみたいっ!』。その見届け人を務めているアートテラー・とに~です。
今回のゲストは、“いけてる”さんこと工藝美術家・池田晃将さん。唯一無二のサイバー感溢れる螺鈿の技法で、今工芸界でもっとも注目を集めている彼が緊急出演してくれました!それも、池田さんのアトリエに押し掛ける形で(笑)。そのスタイリッシュな作風とは裏腹に(?)、実際の池田さんは人当たりの良い人物でした。というか、ツッコミどころの多い人物。収録中、ナチュラルに何度もツッコんでしまいました(笑)
とはいえ、制作の話になると、急にギアが入り、一気に工藝美術家モードへ。アーティストとしての熱い想いや矜持を存分に語ってくださいました。ギャップ萌え必至!『アーティストと〇〇してみたいっ!』でも屈指の笑いあり感動あり、“めちゃめちゃいけてるッ”な回となりました。
なお、番組後半では、我らが新井まるさんが、“いけてる”さんの制作にチャレンジ!新里さんの回に続き、才能を開花したのか?それとも、苦戦を強いられてたのか?結果やいかに?!
知っているようで、意外と知らない螺鈿。その煌めく世界の一端を知りたい方はどうぞご視聴くださいませ!
この小さな菱形の上に、0.7mmの数字を乗せていく工程に挑戦!かなり緻密な作業
池田晃将(Terumasa Ikeda)
工藝美術家。1987年 千葉県生まれ、石川県金沢市在住。
2016年に金沢美術工芸大学大学院美術工芸研究科修士課程工芸専攻を経て、19年には金沢卯辰山工芸工房漆芸工房を修了。
目に見えないが、現代では人の心の拠りどころとなる「情報」をテーマに制作している。
近年の主な展覧会に、「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」(国立工芸館、2023年)、「超絶技巧、未来へ! 明治工芸とそのDNA」(岐阜県現代陶芸美術館、2023年)、「ジャンルレス工芸展」(国立工芸館、2022年)、「《十二の鷹》と明治の工芸―万博出品時代から今日まで 変わりゆく姿」(国立工芸館、2021年)、「和巧絶佳展-令和時代の超工芸-」(パナソニック汐留美術館、2020年)など。
https://www.terumasa-ikeda.com/
▼池田さんの作品が見られる展覧会▼
●池田晃将「虚影蜃光」
会期:2023年4月8日〜9月18日
会場:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
住所:石川県金沢市広坂1-2-1 電話番号:076-220-2800 開館時間:10:00〜18:00(金土〜20:00)
休館日:月(ただし7月17日、9月18日は開館)、5月14日、7月18日
料金:無料
●超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA
会期:2023年9月12日(火)~11月26日(日)
会場:三井記念美術館
【フルバージョンの音声はこちらからお聴きください】
#12 サイバー感溢れる世界 池田晃将さんと、螺鈿体験をしてみたいっ!
貝から細かい数字のパーツを機械で切り出す
こちらが新井が挑戦した菱形パーツのお手本。0.7mmの数字がビッシリと並ぶ。
【Podcast番組について】
番組後半では、新井まるが、“いけてる”さんの制作にチャレンジ!新里さんの回に続き、才能を開花したのか?それとも、苦戦を強いられてたのか?結果やいかに?!
知っているようで、意外と知らない螺鈿。その煌めく世界の一端を知りたい方はどうぞご視聴くださいませ。