【今週のおすすめアート】
~色彩の海を漂流する~「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」展
〜girls Artalk的♡おすすめポイント〜
♡箱根にあるポーラ美術館の「アトリウム ギャラリー」にて3月17日(土)~5月13日(日)の期間、「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」展が開催されます。
♡流 麻二果さんは、「ながれ まにか」と読みます。鮮やかな色彩と伸びやかな筆が特徴の画家で、最近ではアパレルブランドとのアートワークや、インスタレーションにも挑戦しています。
♡本展は色を追求してきた流さんが、ポーラ美術館の収蔵作品をモチーフに選択。
♡ルノワール《水のなかの裸婦》やモネ《睡蓮の池》などなど…。アートファンなら一度は目にしたことがある印象派の作品を新たな解釈で魅せてくれます。
♡絵具を幾重にも塗り、重厚な雰囲気を醸し出すことに成功した、新シリーズ<色の跡>も初公開。
♡5月3日(木・祝)には流さんご本人と一緒にワークショップができるイベントも!こちらは事前申込制。気になる方はお早めに!
《照降なし》 流麻二果、 撮影:加藤健
《色の跡》2017年 流麻二果、 撮影:加藤健
【アーティストプロフィール】
流 麻二果(ながれ・まにか)
1975年生まれ。 1997年女子美術大学芸術学部絵画科洋画専攻卒。 2002年文化庁新進芸術家在外研修員(アメリカ)、 2004年ポーラ美術振興財団在外研修員(アメリカ・トルコ)。 主な展覧会に「VOCA展」上野の森美術館(東京、 2000年・2006年)、 「饒舌な寡黙、 寡黙な饒舌」ポーラミュージアムアネックス(東京、 2006年)、 「DOMANI・明日展」国立新美術館(東京、 2010年)、 「絵画を抱きしめて」資生堂ギャラリー(東京、 2015年)、 「一葉 Rivers need Springs」ユカ・ツルノ・ギャラリー(東京、 2015年)、 「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.05『見えてる風景/見えない風景』」高松市美術館 (2016年)、 「Wraparound」Miyako Yoshinaga Gallery(ニューヨーク、 2016年)など。 子どもたちにアートを届ける非営利団体「一時画伯」発起人。
【展覧会概要】
「流 麻二果 ― 色を追う/Tracing the Colors」
会場:ポーラ美術館
住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285
開館時間:9:00-17:00 (入館は16:30まで)
休館日:無休(展示替えのための臨時休館あり)
【関連イベント】
流 麻二果ワークショップ「2018年の日本の色を見つけよう」
参加者が選んだ色を5cm角のアクリルキューブに透明なカッティングシートを貼り付け、 自分だけの色の重なりを発見するワークショップ。 日本の伝統色をとらえなおし、 「2018年の日本の色」を考えることで、 色について考えるきっかけを作ります。
日時:2018年5月3日(木・祝)14:00~16:00
会場:ポーラ美術館 講堂
参加費:1,000円
定員:20名 事前申込制
【ポーラ美術館の展示はこちら!】
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バナー画像は《人肌》2017年 流麻二果、 撮影:加藤健