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花火大会よりもエキサイティング?新感覚の「音」体験

NEWS

2017年9月5日

花火大会よりもエキサイティング?新感覚の「音」体験


花火大会よりもエキサイティング?新感覚の「音」体験

 

2017年8月19(土)〜3日間限定で開催された、一風変わったサウンドインスタレーションにお邪魔してきました。

 

木や森、自然の有機的な造形からインスピレーションを得てつくられた音と、フラワーアートのインスタレーションのプロジェクトKachōfūgetsu(花鳥風月)。

第一弾の「時鳥〜トキドリ」は、夏にぴったりな、花火や、水の音色をモチーフとして取り入れた、新しい日本の夏という雰囲気です。

 

音による空間演出を得意とする、クリエイティブユニット、鳥クルッテル.incによるインスタレーションは、「音」を体感するようなイメージ。

 

 

 

画像:鳥クルッテル.incのお2人(左:印藤雅德さん、右:Jimiさん)

 

 

空間をぐるりと囲む複数のスピーカーを駆使して、立体的に聴こえてくる音は、

会場に実際に設置された水琴窟からリアルタイムに聴こえてくる何とも涼しげな音色と、電子音がミックスになった未体験のサウンドが特徴です。

 

ライブ感覚でその日の気分に合わせて音が変わっていくので、毎回新しい音体験が出来るのだとか。

 

時間帯でもまた違った表情が楽しめるというのが面白く、

自然光が射し込む日中は水琴窟の音が柔らかく響き、目を閉じていると瞑想しているような、すーっと心が落ち着いていく感覚になりました。

 

水琴窟の音はこちらから聴けます

 

夜は打って変わって、ムービングライトやレーザーライトを使って、まるでその場で花火が上がっているような演出に。

音も、光の動きにマッチしたビートを効かせた電子音がメインになり、高揚感がありました。

 

 

 

昼と夜、はたまた日によって色々な表情を見せる音空間は、言葉で説明するのはなかなか大変。

百聞は一見にしかず!インスタレーションKachōfūgetsu(花鳥風月)はシリーズ展開していくそうなので、第二弾以降でぜひ体験してみてはいかがでしょう。

 

 

動画提供:鳥クルッテル.inc

文・写真:新井まる

 

 

【概要】

サウンドインスタレーション Kachōfūgetsu 花鳥風月

vol.1 「時鳥〜トキドリ〜」

会期:2017年8月19日(土)〜8月21日(月)

会場:gallery2549 東京都中野区上高田2-54-9

https://www.soundinstallation.rocks

 

【プロフィール】

鳥クルッテル.inc

人と人が結びつくことで見えてくる音楽の新しい可能性を提示するべく活動しているJimiと印藤雅徳による音楽空間創造チーム。

360度新音楽体験で話題のサラウンドDJが体感出来るDJイベント【渡り鳥】に代表される音楽イベントの企画運営 https://www.wataridoripj.com

バイノーラル技術など最先端のコンテンツを気軽に体験出来るワークショップの企画運営https://www.soundworkshop.rocks

音による空間演出など幅広く活動中