アートバーゼル・マイアミビーチ潜入!フォトレポート
アートバーゼル・マイアミビーチとは?
スイスのバーゼルで開催される世界最高峰の現代アート即売会が2002年にマイアミに上陸。
毎年、11月末から12月初旬というマイアミのベストシーズンに開催されるとあって、世界中からコレクターやセレブリティー、アートラバー達が集まり、町中がお祭りのような賑わいに彩られます。
アートバーゼル・マイアミは、すごくたのしい!
会場に一歩足を踏み入れれば、右手にピカソとシャガール、左手にバスキアとウォーホル、その隣には無名の作家……美術館よりもすごいんじゃないかな? というような作品の数々が、手が届く距離に並んでいます。
アートというとなかなか近寄りがたい印象があるかもしれませんが、リゾート地としても名高いマイアミで、波の音を聞きながら毎日きれいなものを見る……という経験を一度でもしたら、あなたもきっとアートが好きになるはず。
会場では、財界からはもちろん、ファッション界のレジェンドや、世界的建築家、映画俳優など様々なジャンルの人々が集まり、それぞれにアートを楽しんでいました。
では、ここからは会場のリポートを!
11月29日のFirst Choiceへ。
ラウンジは、ご覧の通り大入り満員!
ルイナール(有料)や、飲み物・軽食(無料)が振舞われます。
時間ぴったりにオープン。
みんなが入り口につめかけます。
入るなりバスキア、ピカソ、シャガール……こんな距離で良いのでしょうか!
ダミアン・ハーストは、やはり圧倒的に数が多くよく売れていました。
他に、バスキア、リキテンシュタイン、ウォーホル、アイ・ウェイウェイ、カルダー等もやはり多く見かけました。
疲れたら、芝生で休憩。このためだけに作られた芝生スペース……
scai the bathhouseさんより出展、名和晃平さんの作品。日本からは、名和さん、草間彌生さん、村上隆さん、五木田智央さんの作品が多かった印象。
ジェフ・クーンズの平面! うまいなあ……会場最高額もおそらくジェフ・クーンズの40億円ほどのダイアモンドのオブジェでした。
マイアミだけでなく、海外のアートフェアでは犬も入場可能なことが多い。
とっても素敵!
おまけのマイアミの海。
波の音のアートフェア、とってもおすすめです。
文・写真:山本菜々子