〜 girls Artalk的♡おすすめポイント 〜
♡今井さんは白のレリーフ作品を中心に平面でありながらも空間や物質を意識させる
美術的なアプローチを試みてきました。その一方で、高度経済成長に伴い発展する
情報化社会に関心を寄せて、写真や映像等のメディアにも取り組んできました。
♡白のラバースクリーンを電動で隆起・伸縮させ、そこにスライドプロジェクターで
イメージを投影するという実験的なインスタレーション作品「白のイヴェント×映像」を
発表した1966年11月に開催された「空間から環境へ」展が本展の原点です。
♡本展では当時のインスタレーションを一部刷新する形で再現致します。
「空間から環境へ」展の開催から50年の節目を迎えた今日、様々なジャンルを
クロスオーバーする先鋭的作品を前に、何かを見出すことができるのでしょうか。
【情報】
今井祝雄の個展「白のイヴェント×映像・1966-2016」
会期:2016年3月5日(土)- 4月2日(土) 12:00 – 19:00(休:日、月、祝日)
会場:Yumiko Chiba Associates viewing room shinjuku
【アーティスト】
1946 大阪市生まれ
1965 具体美術協会会員
1966 第10回シェル美術賞展1等賞受賞
<主な個展>
2015 Gutai Works(アクセル・ヴェルボールトギャラリー/香港)
2015 Shadow of Memory(ギャラリー・リチャード/パリ)
2015 Time Collection(ユミコチバアソシエイツ・ビューイングルーム新宿/東京) 2014 今井祝雄-Retrospective-影像と映像(アートコートギャラリー/大阪)
2014 白からはじまる(ユミコチバアソシエイツ・ビューイングルーム新宿/東京) 2014 白の遠近(ギャラリー・リチャード/ニューヨーク)
2013 白のイベント(アクセル・ヴェルボールトギャラリー/アントワープ)
2012 今井祝雄Retrospective–17才から22才(アートコートギャラリー/大阪) 2005 デイリーポートレイトの四半世紀(夢創館/神戸)
1996 BACK&FORTH今井祝雄・白の空間1964-1966(ギャラリー16/京都)
1981 ビデオによる(ザ・バンク/アムステルダム)
1981 Videotape Performance(Video Gallery SCAN/東京)
1980 矩形の時間(ギャルリーキタノサーカス/神戸)
1976 6/8拍子part2(アート・コア・ギャラリー/京都)
1971 ウォーカー画廊/東京
1969 布の造形シリーズ(画廊みやざき/大阪)
1966 グタイピナコテカ/大阪
1964 17歳の証言(ヌーヌ画廊/大阪)