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~絶対的な物に対する畏怖と尊敬~遠藤利克展ー聖性の考古学

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2017年7月12日


~絶対的な物に対する畏怖と尊敬~遠藤利克展ー聖性の考古学


【今週のおすすめアート】
~絶対的な物に対する畏怖と尊敬~遠藤利克展ー聖性の考古学

 

〜girls Artalk的♡おすすめポイント〜

♡日本を代表する彫刻家、遠藤利克さんが埼玉県立近代美術館で個展を開催します。

♡遠藤さんは60年代から70年代にかけての「もの派」やミニマリズムの動向を受けながらも、自身の作風の在り方をしっかりと見つめてきました。

♡棺や船といった壮大な背景を感じさせるモチーフは、我々の根源的な欲求や生死までを彷彿とさせます。

♡威圧的な、巨大なものに対しての恐怖、尊敬、そして支配される喜び。彼の作品はまるで鑑賞者の本日を映す【鏡】のよう。

♡関東において大規模な展示はなんと26年ぶり。国際的評価の高い作家の実力をとくとご覧あれ♪

 

 


遠藤利克《空洞説(ドラム状の)-2013》の焼成風景/2013 年/撮影:遠藤利克
アンドレイ・タルコフスキーの「鏡」を彷彿とさせる作品。破壊と再生を予感させる。

 

 


1.《空洞説ー木の舟》2009年、長さ1,100cm、作家蔵、展示風景:青森公立大学 国際芸術センター青森、撮影:山本糾
「ノアの箱舟」のような作品。選択されるもの、されないもの。宗教的な静謐さを持つ。

 

 

 

【概要】
遠藤利克展ー聖性の考古学
会場:埼玉県立近代美術館
会期:2017年7月15日 (土) ~ 8月31日 (木)
休館日:月曜日 (7月17日は開館)
開館時間:10:00 ~ 17:30 (入場は17:00まで)
観覧料:一般1,100円 (880円)、大高生880円 (710円)
※( ) 内は団体20名以上の料金。
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。
※併せてMOMASコレクション (1階展示室) もご覧いただけます。

 

 

【スペシャル・トーク「アートにおける物語性について」】
1980年代、遠藤は物語性の復権を掲げて現代美術に介入します。現代美術と物語性の関係をアーティスト本人とともに読み解きます。
トーク:遠藤利克 (彫刻家) × 森啓輔 (ヴァンジ彫刻庭園美術館学芸員) × 建畠晢 (当館館長)
日時:7月23日 (日) 13:30〜16:30 (13:00開場)
場所:2階講堂
定員:80名 (当日先着順)/費用:無料

 

 

【映画「ストーカー』上映+アーティスト・トーク「『空洞』の見立てとしての『ゾーン』」】
アンドレイ・タルコフスキーの名作『ストーカー』(1979年/ロシア/2時間35分/DVD)の上映後、遠藤利克氏が自らの作品や思想との共鳴について語ります。
日時:8月20日 (日) 12:30〜16:00 (12:00開場)
場所:2階講堂
定員:80名 (当日先着順)/費用:無料

 

 

【担当学芸員によるギャラリー・トーク】
本展覧会の担当学芸員が展覧会の見どころをご紹介します。
日時:7月22日 (土)、8月19日 (土) 各日とも15:00〜15:30
場所:2階展示室
費用:企画展観覧料が必要です。

 

 

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