25歳女子、人生初めて「アート作品を買う!」
アートってなんだかハードルが高い。ましてや購入!なんて考えたこともない。という方が多いのでは?
実は、大好きな服や雑貨のお買い物をするように、アート作品も気軽に手に入れるチャンスが沢山あります。
今回は、人生で初めてアート作品を購入する!という25歳の素敵女子、あかねさんにお話を聞きました。
あかねさんが買う!と決めたその作品は、谷口真人さんの作品。鏡越しに見えるキュートな少女の顔が印象的です。
あかね(以下A):今までアートには興味がなかったんですけど、今年の1月に旅行で行ったシンガポールで開催されていたアートステージに行ってみたら、想像以上に面白くて。
魅力的な作品はもちろん、世界中のギャラリーの方やアーティストの人達からお話を聞く事ができて、自分の価値観や視野が広がっていく楽しさを感じました。一つの作品に対して、文化を超えて共感しあえる事が嬉しかったです。
A:色々いいなと思う作品はあったけれど、買おうとは思っていなかったんです。でも帰国後、お化粧をする時とか、何気ない時にその作品のことを思い出してしまい忘れられなかった。そこで、ギャラリーの方に連絡をしてアーティスト名を聞いてネットで検索したら、アーティストさんの考え方や価値観に共感できたので、思い切って買うことにしたんです。
アクリル板の下の面に顔を描いて、その上に絵の具を盛っていく、というプロセスでつくられるそうで、一番下に描かれた絵が鏡に写っているキュートな少女です。
A:もともとのイメージを抽象的にすることによって、ひとつの イメージだけれども二面性がみえる、という作品だと感じました。
私たちの世代は小さい頃から常に携帯電話だったり、ソーシャルメディアにふれている状態が普通。
理想的な自分をweb上に作り上げているような気がする。そんな自分をみているようで。
A:今回のアートを買った理由は二つあって、一つはアートを購入するという経験をしてみたかった、自分が素敵だと思う作品を買ったら、どんな気分になるのだろう?という好奇心です。
二つめは、今の自分が共感できる価値観を、日々その作品を通して感じたいという理由ですね。インテリアとしても可愛いし、その作品を毎日見ることで、素敵だな〜という思いと共に、アーティストさんの価値観に共感した気持ちを忘れないでいられる。実際に購入してみて、これまでで一番満足のいく買い物だったなと思ってます!
A:今回の作品は十数万円でしたが、アート作品は、値段で決めるものではないけれど、ある意味それだけお金を払うからこそ価値がある、という面も少なからずあると思うんです。それだけの覚悟を決めて、買う。そして、一生か、ある一定の期間はその作品を支えに生きていきたいです。
と、いうカッコイイあかねさん!
ご自分のお部屋に、なれない釘打ちを自分でやって、素敵に飾っていましたよ。
今回あかねさんが購入した作品のアーティスト、谷口真人さんの個展は3月29日まで開催中ですので、ぜひこちらにも足を運んでみてください。
谷口真人 「Untitled」
2014年3月1日(土) – 3月29日(土)
NANZUKA(ナンヅカ)
東京都渋谷区渋谷2-17-3 渋谷アイビスビルB1F
電話:03-3400-0075
火曜〜土曜 / 11:00-19:00
月曜・日曜・祝祭日は定休となります
http://nug.jp/jp/exhibition/2014makototaniguchi.html
<今回のお買い物girl♡>
名前:あかね
立教大学大学院 経営学研究科 国際経営学専攻
広島出身
年齢:25歳
趣味:読書、ヨガ、アロマ
好きなアーティスト:谷口真人さん 工藤丈輝さん