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【映画】史上最も善意ある贋作者話『美術館を手玉にとった男』

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2015年11月21日


【映画】史上最も善意ある贋作者話『美術館を手玉にとった男』


100点以上の贋作を30年間に渡り全米の美術館に寄贈し続けた
特異な贋作画家マーク・ランディスを追ったドキュメンタリー映画『美術館を手玉にとった男』 が公開となります。
 
この度、本作の公開に合わせて、批評家・精神科医の斎藤環氏×美術ジャーナリストの藤原えみり氏、
美術ジャーナリストの鈴木芳雄氏×東京国立近代美術館主任研究員の保坂健二朗氏の劇場での
トークショーが決定しました。
 
奇妙な事件を起こした主人公ランディスの動機やランディスがゆさぶりをかけた美術界の深層に、
その道のプロが迫ります。
 

〜 簡単なストーリー 〜

 2011年、全米多く美術館で展示されていた大量絵画が、贋作であることが発覚した。
この事件極めて特殊な贋作事件で、一人男が精巧な贋作を100点以上制作し、
法外な金額で売ることができるにも関わらず、それらを無償で寄贈していたのだ。

男名マーク・ランディス。彼15世紀イコンから、ピカソ、マグリット、
ディズニーまで、幅広い絵を模倣し続けてきた。
そして慈善活動と称し、新婦などキャラクターに扮して、贋作を美術館に寄贈してきたのだ。
騙された美術館全米20州、46館にものぼった。

しかし、美術館員マシュー・レイニンガーが、それら作品群が贋作であるということを発見する。

ニューヨーク・タイムズやフィナンシャル・タイムズ、テレビなどメディアが、
このセンセーショナルな事件を大きく取り上げ、ランディスを追いかけた。
FBIも捜査に乗り出すが、彼金銭を一切受け取っていないため、罪に問われなかった。
結局、贋作活動をやめさせようとするレイニンガー達を無視して、ランディス慈善活動を続けていた。

しかし、レイニンガー元同僚アーロン・コーワンが思いついた一つアイデアによって、彼運命新たに動き出す―。

 

予告動画:

 
 
【情報】
 
美術館を手玉にとった男
 
11月21日(土)よりユーロスペースほか 全国順次公開

監督:サム・カルマン、ジェニファー・グラウスマン共同監督:マーク・ベッカー
出演:マーク・ランディス、マシュー・レイニンガー、アーロン・コーワン、ジョン・ギャッパー

2014年/アメリカ/英語/カラー/89分/原題:Art and Craft 配給:トレノバ

 
 
【関連イベント】

―トークショー―

① 11/21(土) 16:00~16:25 (取材受付 15:30~)

斎藤環氏(批評家・精神科医)×藤原えりみ氏(美術ジャーナリスト)

② 11/28(土) 14:00~14:25 (取材受付 13:30~)

鈴木芳雄氏(美術ジャーナリスト)×保坂健二朗氏(東京国立近代美術館主任研究員)

場所:各回ともに渋谷・ユーロスペース(渋谷区円山町1−5)

※各回ともに上映終了後トークショーとなります。