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【今週のおすすめアート】柏原由佳、川島秀明、工藤麻紀子、桑久保徹、桑原正彦、福井篤展

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2015年8月22日

【今週のおすすめアート】柏原由佳、川島秀明、工藤麻紀子、桑久保徹、桑原正彦、福井篤展


〜 girls Artalk的♡おすすめポイント 〜

♡渋谷ヒカリエ8階にあるギャラリーで6名のアーティストによる夢の共演。

♡それぞれ特徴ある作品の数々にあなたはきっと満足することでしょう。

♡また、ヒカリエ 9Fでは現在公開中の映画作品『バケモノの子』に連動させた展覧会が開催中!
 「細田守監督『バケモノの子』展 ~時をかける少女、サマーウォーズ、おおかみこどもの雨と雪 ~」取材レポート
 http://girlsartalk.com/feature/18368.html

 

【情報】

会 期 2015年8月19日(水) – 2015年9月 7日(月)
時 間 11:00 – 20:00
場 所 8/ ART GALLERY/ Tomio Koyama Gallery
料 金 入場無料 Admission Free

 

【アーティスト情報】

柏原由佳
1980年生まれ
柏原由佳は、2006年に武蔵野美術大学日本画学科を卒業した後ドイツに渡り、現在はライプツィヒ視覚芸術アカデミーの博士課程に在学しています。日本画の色の重ね方を用いながら油彩で描く風景画では、実在する景色と内的な想像の空間が豊かに織り上げられます。「VOCA展 2012」では佳作賞と大原美術館賞を受賞しました。
 
川島秀明
1969年生まれ
1991年に東京造形大学を卒業後、2年間比叡山延暦寺で天台宗の仏道修行を経験した川島秀明。彼が描く肖像画の、静かななかにも、様々な感情と表情をもつ人物の姿と相対するにつけ、私たちはその姿に自身にも内在する強さと弱さを緊張感とともに感じます。高松市美術館などに作品が収蔵されています。
 
工藤麻紀子
1978年生まれ
2002年に女子美術大学油画科を卒業。プリミティヴな筆致とはうらはらに計算された正確な構図は、鮮やかな色彩とあいまって、カオティックな躍動感を生み出しています。作品はロサンゼルス現代美術館、フォートワース近代美術館などに収蔵され、ロンドンやコペンハーゲン、ロサンゼルスなど、国内外で個展を行っています。
  
桑久保徹
1978年生まれ
2002年に多摩美術大学油画専攻を卒業。桑久保徹は、画家と聞いて誰もがイメージするような”海辺にイーゼルを立てて描く印象派の画家像”をなぞることから、制作をはじめました。桑久保自身の中にある心象風景が、オイルを混ぜない油絵の具を、分厚く盛り上げて描いていくタッチで描かれます。アジアやヨーロッパなどでも展覧会を開催しています。 
 
桑原正彦
1959年生まれ
80年代頃から作品を発表し始めた桑原正彦の絵画には、水辺や、山の端を連想させるような景色が、抽象と具象の中庸のような様子で描かれます。人々が見落としてしまいそうな日常を、軽妙に掬い取ってみせる彼の作品は、海外に多くのコレクターを持ちます。
 
福井篤
1966年生まれ
1989年に東京藝術大学油画科を卒業。ミュージシャンのデヴィッド・シルヴィアンなどともコラボレーションを行い、作品を描いてきた福井篤。彼の創り出す理想郷的な景色は、冷ややかに美しく物語性豊かで、観る者のさまざまな想像を掻き立てます。