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【今週のおすすめアート】青木良太 展「自然のチカラとの共生」

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2015年6月28日

【今週のおすすめアート】青木良太 展「自然のチカラとの共生」


〜 girls Artalk的♡おすすめポイント 〜
♡ 世界的に活躍する陶芸アーティスト青木良太さんの展示会が渋谷のヒカリエで開催中!海外で数々の賞をとったその腕前を生で見れるチャンス!
♡ 入場無料かつ遅くまでオープンしているのでお仕事帰りにぜひのぞいてみよう!
♡ 7月1日はオープニングレセプション(18:00〜20:00)あり!

 

【情報】

青木良太展「自然のチカラとの共生」
ー炎のチカラ、土のチカラ、精薬のチカラー

場所:8 / ART GALLERY / Tomio Koyama Gallery
   ヒカリエ8階
   hikarie8@tomiokoyamagallery.com
アクセス:渋谷駅近く
会期:7月1日〜13日
OPEN:11:00〜20:00
オープニングレセプション:7月1日(水) 18:00〜20:00
展示会中無休
入場無料

【展示について】

シャープで洗練されたフォルムに、豊かに輝く玉虫色の光沢、

はたまた溶岩を思わせる黒いうつわ。青木良太は陶芸の伝統を踏まえながら、現代的な感性で、茶道具からワイングラス、彫刻、インテリアに至るまで作品を発表してきました。釉薬を磁土に混ぜ込む独自の技法や、金、銀、プラチナなどを用い、何万ものテストピースによる研究を続けることで、シーズンごとに最新モードを提案するファッションデザイナーのように、様々なスタイルを提案します。本展覧会では、今年から取り組みはじめた薪窯で焼いた新作を中心に展示します。「土」がカタチを教え、「釉薬」が表現の幅を広げてくれる、そして次なる挑戦として彼は、敢えてコントロールの難しい薪窯で「炎」と対話したいといいます。

炎のチカラに託す
想像を超えた何かが加わる
『土』『釉薬』『炎』
すべて自然のチカラ
パワーを借りて作品をつくり上げる
ぼくは、ただのきっかけでしかない
自然と会話する
             - 青木良太

 

大量の薪をくべて何日もかけて窯を焚く工程は、陶芸家に、より素朴かつ純粋に作陶に向き合うことを求めます。青木の新たな挑戦が、どのような表現に結実するのか、ぜひ会場でご高覧ください。

 

 

【アーティスト情報】

青木良太は1978年富山県生まれ。2004年には、Ecole des Arts Decoratifs de Geneve(スイス)に研修生として招かれました。

現在は岐阜県土岐市で制作しています。Sidney Myer International Fund Ceramics Award・銀賞(04年)、International Triennial of Silicate Arts・銀賞(05年、ハンガリー)、テーブルウェアフェスティバル・グランプリ(06年、日本)、4th World Ceramic Biennale 2007 Korea・銀賞(07年)、台湾国際陶芸ビエンナーレ・特別賞(08年)など数多くの賞を受賞しています。小山登美夫ギャラリーでは2008年から展覧会を行い、伊勢丹や松坂屋などの百貨店はもちろん、ニューヨークやロサンゼルスなど海外でも積極的に作品を発表しています。一方で、陶芸界を盛り上げるために旗上げされた陶芸家による組織「IKEYAN★」のリーダーとしても活躍、陶芸家のためのSNS【potter】を立ち上げたり、陶芸ゲーム【I’m a potter】を制作中です。ファッションやデザインの分野とのコラボレーションも行いながら、陶芸の魅力を広く伝えています。