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【今週のおすすめアート】小瀬村真美 “Still ~ まだ、なお、今でも、依然として、今後も”

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2015年2月9日

【今週のおすすめアート】小瀬村真美 “Still ~ まだ、なお、今でも、依然として、今後も”


“Drape” 2013, Gicree-print 920mm x 2220mm
(c) Mami Kosemura Courtesy of Ai Kowada Gallery
public collection at Kuandu Museum of Fine Arts,Taiwan

 

girls Artalk編集部的おすすめポイント
♥映像によるインスタレーションが注目されるアーティスト、小瀬村真美の個展!
♥古典的絵画の表現を、映像や写真など現代のメディアで具現化した作風が特徴!
♥時を止めたかのような写真作品”Drape”と、極限まで引き伸ばされた時間軸の映像作品”DropOff”を公開!

 

小瀬村真美“Still ~ まだ、なお、今でも、依然として、今後も” 

2015/2/5(木) 〜 2/15(日)

木曜から日曜 14時〜19時  月火水休
*2/11(水・祝)は営業いたします。

AI KOWADA GALLERY hanare
東京都渋谷区神泉町 3-5,1F
京王井の頭線神泉駅西口より徒歩1分

絵画における古典的表現を、
写真や映像というデジタルメディアにより具現化する小瀬村真美。
最近では「異時同図法」など絵画の時間軸表現に着目し、
風景写真を日本画の絵巻として表現した
ビデオ作品”Overflow Scrolling”(クールジャパンファンドにて常設展示)、
和紙にプリントした写真とドローイングを繋ぎ合わせ映像化した
“Frozen”(東京都現代美術館蔵)など、
アナログとデジタル双方の特性を活かしながら、
静謐な奥行きのある作品を作り上げている。

今回の個展では、昨年、關渡美術館(台湾)にて展示され反響を呼んだ
時を止めたかのような写真作品”Drape”と、
そこに極限まで引き伸ばされた時間軸を与えた映像作品”DropOff”を展示する。

小瀬村真美 Mami Kosemura 
神奈川県生まれ。
東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程
美術専攻油画研究領域修了

主な個展に、”蒐集家” ROPPONGI HILLS A/D Gallery(2012)
“闇に鳥、灰白の影” Yuka Sasahara Gallery(2011)など。

主なグループ展に、”MOTコレクション”東京都現代美術館(2012)
“2.46 and Thereafter”Edison Place Gallery,ワシントン D.C(2011)
“Mind as Passion”台北市立美術館,台湾(2009)
“アジアとヨーロッパの肖像展”国立民族学博物館/国立国際美術館/
福岡アジア美術館/神奈川県立近代美術館(2007)
“Projected Realities : video art from east asia”Asia Society and Museum,
ニューヨーク(2006)など。

パブリックコレクション
關渡美術館(台湾)
東京都現代美術館、Asia Society and Museum(ニューヨーク)
東京芸術大学大学美術館

作家HP
http://www.db-beam.com/mk-works/eng/