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西へ東へ アート放浪記 「ブリュッセルをアート散歩」

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2015年1月28日


西へ東へ アート放浪記 「ブリュッセルをアート散歩」


西へ東へ アート放浪記 

「ブリュッセルをアート散歩」

 

 

 

 

 

今回のレポートはベルギーのブリュッセルから。
ムール貝&ビールが有名なところですね!

 

 

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なんだか「男子ごはん」的な入りですが、この街ブリュッセルは
素敵なアートギャラリーや雑貨屋さんが溢れていて、アート女子にオススメのスポットなんです。

 

 

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まずみつけたのは小鳥を指にちょんとのせたオブジェが印象的な
『Art Theme Gallery』。

 

 

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Patricia Simsaさんの”L’HOMME A L’OISEAU” (A Bird Manという意味)
鳥が短パンをはいてモヒカンカットをしているみたいで可愛い。

 

 

 

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「休日」という言葉が似合うリラックスした作品たち。

 

 

他にも”スパイラル”という名前の作品。このネジネジになっている気持ち、
なんだか分かる気がするなぁ〜

 

 

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そしてチュンチュンがいっぱい座っているテーブル。
これで朝ご飯を食べたらわくわくした気持ちになりそう♫

 

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Rene Julien “La Table aux Oiseaux” (Table Birdsという意味)

 

 

勿論、全部売り物なので生活空間の中におけるアートなのです。楽しい!

 

 

 

隣もまた『Galerie Albert I.』というギャラリー。

こちらはJivcoさんというアーティストの特集でした。
JivcoさんはHuman(人間)とMyth(神話)を融合した作品が特徴とのことです。

 

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Jivco “Légèreté” (Lightness)

 

舞う羽が美しい。

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Jivco “Rêve de musique” (Dream Music)

 

なぜか陳列をされずに暖房器具のところに無造作に置かれていた魚おじさんを気に入った私。

 

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Jivco “Esprit de poisson” (Spirit of fish)

 

 

ギャラリー内で一生懸命作品の写真撮影をしている人がいるかと思ったら
作者のJivcoさんでした。

 

 

ギャラリーのサイトはフランス語のみで、私も全く読めませんが、

特集中のアーティストの作品をきれいな写真でのせているのでぜひチェケラしてみて下さい。

だいぶ寄り道しましたが、そういえばベルギー王立美術館に向かっていたところでした。
そうでした。

 

 

とても広い美術館の中には、実は3つの別々の美術館が入っているのです。
チケットも、それぞれの美術館ごとに別々かセットで買えます。
今回は時間の関係で一つだけいくことにしました。
その名も『19世紀展』。
ありそうで意外となかった展示テーマですね。

 

作品から見える19世紀とはどういう時代だったのでしょうか?

 

まずはおなじみのミュシャの美しき女性像に見入ってしまいます。
「自然」を擬人化した彼女は、とっても端正なお顔立ち。
目をつぶって何を想っているのでしょう。

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Alphonse Mucha “The Nature” (1899-1900)

 

 

 

とんでもなく優雅なものが産み出された時代。
その代名詞がミュシャとも言えるのですが、
他にもこの時代の女性の優雅さを表現したこんな一枚とか。

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George Moren “Jeune fille a la toilette” (Young Woman Getting Ready) (1903)

 

 

朝の光が心地よさそうです。
厳密に言うとギリギリ20世紀に入ってからの作品ですが、
まだまだ19世紀の雰囲気が残る古風な感じ。

 

きちんとした教育を受け、自分の意見を持ち、
社会の中で働く女性が少しずつ増えはじめたのもこの時代です。
強い眼差しでこちらを見る彼女もそんな一人ではないでしょうか。

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Theo Van Rysselberghe “La promenade” (The promenade) (1901)

 

 

 

象徴主義もこの時代の思想の一つ。
ありのままの自然を描く自然主義の反動として、
とにかく「ありのまま」には描かずに、理想の世界や「魂の状態」を
表現した芸術運動なのです。

何を表現しているのか分かるような分からないような。
思いを巡らせるのもまた楽しいですね。

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Fernand Khnopff “Les caresses” (The caresses) (1896)

 

 

そして忘れてはいけないのが産業が飛躍的に発展していったこと。
19世紀には素敵な工芸品が次々に産み出されました。
「効率化」を徹底していない中での優美さのようなものを感じます。

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Johann Loetz Witwe No title , Vases (1900)

 

 

 

自然が絵の背景ではなく、全面的に主役になったのもこの時代。
モチーフに草花が多く現れます。

 

こんな照明が現代の雑貨屋さんに置いていても意外とナチュラルかも!

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Fernand Dubois “Tulipes” (Tulips) (1890年頃)

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Antonin Daum “Cbandelle des pres” (Dandelions) (1902)

 

 

なんだかタイムスリップ気分で美術館を後にしたのでした。

 

シメにお約束の小便小僧。この日はご覧の通り、雨模様でしたが、良いアート散歩ができました♫

 

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Art Theme Galleryのサイト:
http://artthema.com/

Patricia Simsaさんのサイト:
http://simsapatricia.flavors.me/

Galerie Albert Iのサイト:
http://www.artsite.be/albert1/

 ベルギー王立美術館のサイト:
http://www.fine-arts-museum.be/en